ピンチベック [アンティーク]
ピンチベックとは銅と亜鉛でつくられた合金で、
金にとてもよく似た色合いを持っています
真鍮も同じ合金ですが、色合いも輝きも全くの別物です
銅と亜鉛の比率に秘密があるらしいのですが、
製法が途絶えてしまったため本当のところはよく分かっていません
アンティークでしか手に入らない貴重な存在、それがピンチベックなのです
今ではどうやって作るのか分からない、
現代では再現できないものとしてはサフィレットも有名ですね
こちらは金を目指してつくられたものではありませんが、
少し紫がかった淡いピンク色のガラスで、
見る角度によっては茶色や青やグリーンにも輝く不思議なチェコのガラス
製造方法は門外不出で、再現を試みた人はいましたが結局誰も成功していません
1960年代まで作られていましたが手作りのため数も少なく、
またその色合いも全て同じではありません
金や色ガラスを使った宝飾品はこれからも作られ続けることでしょう
でもピンチベックはもう既に作られたものしか存在しないのです
イミテーションゴールドなどと口がさないことを言わず、
大切に受け継いでいってもらいたいです
二度とつくることはできないのですから
にほんブログ村
ランキングに参加しています。コメント・足跡代わりに応援のクリックをよろしくお願いいたします。
金にとてもよく似た色合いを持っています
真鍮も同じ合金ですが、色合いも輝きも全くの別物です
銅と亜鉛の比率に秘密があるらしいのですが、
製法が途絶えてしまったため本当のところはよく分かっていません
アンティークでしか手に入らない貴重な存在、それがピンチベックなのです
今ではどうやって作るのか分からない、
現代では再現できないものとしてはサフィレットも有名ですね
こちらは金を目指してつくられたものではありませんが、
少し紫がかった淡いピンク色のガラスで、
見る角度によっては茶色や青やグリーンにも輝く不思議なチェコのガラス
製造方法は門外不出で、再現を試みた人はいましたが結局誰も成功していません
1960年代まで作られていましたが手作りのため数も少なく、
またその色合いも全て同じではありません
金や色ガラスを使った宝飾品はこれからも作られ続けることでしょう
でもピンチベックはもう既に作られたものしか存在しないのです
イミテーションゴールドなどと口がさないことを言わず、
大切に受け継いでいってもらいたいです
二度とつくることはできないのですから
にほんブログ村
ランキングに参加しています。コメント・足跡代わりに応援のクリックをよろしくお願いいたします。
2011-09-21 23:36
nice!(46)
コメント(4)
トラックバック(0)
へー、って声が出ます。ガラスの事も知りませんでしたが、この金属の事も知りませんでした。過去のものが現代では作れないというものが世の中にはいくつもあるようですが、面白いものですね。
by 川越 (2011-09-22 21:55)
川越様
こんばんは。コメントをしていただきありがとうございます。ちょっと大げさな表現かもしれませんが僕は「ロストテクノロジー」だと思っています。
18世紀や19世紀に生きた人たちに比べて21世紀に生きる今の人間は本当に進歩していると言えるのだろうか・・・むしろ退化しているのでは・・・アンティークを手にとると時々考え込んでしまいます。
by Extar12 (2011-09-22 23:10)
アンティークの家具や宝飾品って、そのものの歴史にロマンを感じます^^
ずっと昔から大事にされてきたからこそ、今私達の目の前に存在するんですよねぇ(^^♪
by ニッキー (2011-09-22 23:50)
ニッキー様
こんばんは。コメントをしていただきありがとうございます。アンティークは歴史からの優しい贈り物です。今に残っていてくれたことは本当に奇跡のようで、ロマンを感じずにはいられません。今までずっと大切にし続けてくれた方に感謝ですよね。これから受け継いでいただける方たちもきっとその思いを汲んでくれて、大切にしていただけると僕は信じています。
by Extar12 (2011-09-23 20:07)