夢があるような無いような・・・ [アンティーク]
何だか微妙なお話
「錬金術」といえば聞こえはいいけど、
本来錬金術とは金とは無縁なものから金を造り出そうとする試みなのですから、
汚れた水の中に極微量に含まれた金をかき集めてみても錬金術とはとても呼べません
工業用途に再利用するのならいいけど宝飾用には絶対使ってほしくないです
排水上がりの金で作ったジュエリーだなんて・・・それこそ夢のないお話だもの
さすがに最初から宝飾用に回ることはないと思うけど、
リサイクルの名のもとに熔かされたものが混じってしまったら嫌だな・・・
アンティークならもちろんそんなことは無いのでご安心を
イギリスのホールマーク(刻印)が刻まれたリング
時は1902年
刻印された場所(アセイオフィス)はロンドンです
18はもちろん18金であることを表しています
必ず全てのアンティークにホールマークが刻まれている訳ではありません
特定の個人の為に造った作品
例えばお抱えの職人が貴族の為に仕上げたものなどは、
刻印による証明を得ずとも18金で造るのが当然のことだったからです
1848年のゴールドラッシュにより金はそれまでの時代よりもはるかに手に入れやすくなりました
でもそうはいっても昔も今も金はやはり貴重品
刻印の無い金のアンティークジュエリーの中には「16.5金」なるものもあります
???って思いますよね
制作の過程で余ってしまっていた18金と15金を混ぜ合わせて造ったりしたこともあるので、
現代の技術で調べ直すと本来ではあり得ない割合の金製品が見つかったりするんです
余り物ではなく大切に残して置いていた物を使って造ったということです
それだけ金の存在が貴重だったのですね
もちろん現代でも貴重です
宝石を人工的に造ることができるようになった現代においても、
金を人工で作ることだけは未だに出来ないのですから
「錬金術」といえば聞こえはいいけど、
本来錬金術とは金とは無縁なものから金を造り出そうとする試みなのですから、
汚れた水の中に極微量に含まれた金をかき集めてみても錬金術とはとても呼べません
工業用途に再利用するのならいいけど宝飾用には絶対使ってほしくないです
排水上がりの金で作ったジュエリーだなんて・・・それこそ夢のないお話だもの
さすがに最初から宝飾用に回ることはないと思うけど、
リサイクルの名のもとに熔かされたものが混じってしまったら嫌だな・・・
アンティークならもちろんそんなことは無いのでご安心を
イギリスのホールマーク(刻印)が刻まれたリング
時は1902年
刻印された場所(アセイオフィス)はロンドンです
18はもちろん18金であることを表しています
必ず全てのアンティークにホールマークが刻まれている訳ではありません
特定の個人の為に造った作品
例えばお抱えの職人が貴族の為に仕上げたものなどは、
刻印による証明を得ずとも18金で造るのが当然のことだったからです
1848年のゴールドラッシュにより金はそれまでの時代よりもはるかに手に入れやすくなりました
でもそうはいっても昔も今も金はやはり貴重品
刻印の無い金のアンティークジュエリーの中には「16.5金」なるものもあります
???って思いますよね
制作の過程で余ってしまっていた18金と15金を混ぜ合わせて造ったりしたこともあるので、
現代の技術で調べ直すと本来ではあり得ない割合の金製品が見つかったりするんです
余り物ではなく大切に残して置いていた物を使って造ったということです
それだけ金の存在が貴重だったのですね
もちろん現代でも貴重です
宝石を人工的に造ることができるようになった現代においても、
金を人工で作ることだけは未だに出来ないのですから
2012-10-29 23:57
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コメント(2)
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以前もう必要なくなった指輪数個を金引取りのお店に持っていったことがあるのですが「あ、こんなもんなのね~」と購入時(といっても正確な値段はわかりませんが^^;)のことを思いがっかりというかなんというかという経験をしました^^;
アンティークは素敵ですね^^
なかなか手がでませんが(だせませんが^^;)大好きです^^
by mary (2012-10-30 17:26)
mary様
こんばんは、コメントをしていただきありがとうございます。指輪ではありませんが僕も買取りや下取りをしてもらった経験があります。やっぱり同じようにがっかりさせられたので何かを手放してしまう時はオークションに出品しています。思い入れのある品は価値を分かって自分と同じように大切にしてくれる人のもとへと送り届けていきたいから・・・。
アンティークを気にいっていただけてありがとうございます。一生ものを、一人の一生では終わらない未来へと続いていくものを多く取りそろえておりますが、今後は年代的にアンティークとはまだ呼べなくても将来アンティークとして人々に認めていただけるような素敵でそしてお求めやすいヴィンテージを積極的に探していきたいと考えています。特に1950年代はジュエリーに限らずですがもっと評価されていい時代だと思っています。
by Extar15 (2012-10-30 23:22)