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席を譲るのは [monologue]


当然のこと

声をかけるのを恥ずかしがったり、

頭の中で色々思いを巡らす必要は全然ありません

心地良く座り続けていたい気持ちは僕にもよく分かりますが、

譲ることが当たり前になれば逡巡とも無縁になってかえって気が楽になりますよ

そしてもっとも大事なことは選好みしないこと

もしもキャサリン妃が地下鉄に一人で立って乗っていたら誰もが我先にと席を譲ろうとするはず

でもそれがアフリカ系の人だったらどうだろう?

これは僕が実際にロンドンの地下鉄で見た光景です

夕方のラッシュアワーで車内は混んでいました

僕も立っていましたがふと見ると二十代後半くらいの若いアフリカ系女性の方が目に留まりました

妊娠している女性でした

食べ過ぎによる胃下垂ではもちろんありません

その人は立っていましたが誰も席を譲ろうとしません

僕が乗っている間ずっと立ちっぱなしでした

その時案内してくれた方に「妊娠してるんだから席譲ればいいのに」と僕が言うと

「これが無言の差別なの。私が同じでもきっと誰も譲ってくれないと思う」と教えてくれました

アフリカ系女性の方は身なりもとてもきちんとしており、

ちゃんとした仕事をしているようにしか見えませんでした

またとても綺麗で、そこいらの白人女性など足元にも及びません

それなのにみんな知らないふり

彼女にとっては慣れたことなのかもしれません

でも慣れさせてはいけないこと

慣れてもらうのなら自然に席を譲られることになれてもらいたい

もしあなたが旅先の電車や地下鉄の席に座っていて、

妊娠している女性や御老体の人が立っていたら積極的に席を譲ってあげてください

言葉が分からなくても身振り手振りで何とかなります

真心があればボディーランゲージは伝わるのです

周りにdouche(くだらないヤツ)呼ばわりされて気にしないでください

そんなことを言う人は自分ができないからやっかんでいるだけなのですから


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