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答え [monologue]

人は人を愛していると思いこみ、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い。
捨身飼虎(しゃしんしこ)ということばがあるが、そんな自己犠牲の愛は、神か仏の愛であろう。
しかし、人は人を命をかけて愛そうとする時、
束の間であっても捨身飼虎の法悦の境地をかい間覗き見る瞬間がある。
それはたといはかない幻にすぎなくても、一瞬でも見ることの出来た者の方が、
まったく覗き得ずに死んでいく人よりは幸せではないだろうか。
私は人の恋の永遠を信じることは出来ない。
しかし人の恋は愛に育てることができて、
その愛はもしかしたら永遠を約束してくれるものかもしれないと思うようになってきた。

瀬戸内晴美(寂聴)さんの言葉です

分かるということ、分かり合うということ

その答えを得たい

もしかしたら答えは一生手に入らないのかも

どこかでそう思いながらも求めずにいられない、

僕のテーマのひとつです

「この世の中で、人はいたるところで出逢う。
重要なのは、この日常茶飯の出逢いから生ずることである」

これはマルグリット・デュラスさんの言葉

期待はしない主義だけど

“答え”のきっかけが生じるような出逢いのある年になれたらうれしいな
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