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健さんが・・・ [monologue]

お亡くなりになられました

昼に一報をききましたがあまりに突然のことでいまだに信じられません

まだまだ生きて、映画に出続けてほしかった・・・

今年一番の衝撃を感じました

今日は健さんのエッセイ「旅の途中で」の一文をご紹介させてください

映画「南極物語」の撮影でのお話です

寒いところには慣れているつもりだったんですが、
北極とか南極の寒さは、そういうレベルではないんですね。
その寒さが恐ろしい。
ちょっと油断すると全員が本当に死んでしまう場所というんでしょうか、
地の果てという印象です。
北極でのロケーション中、ブリザードが来て、
三日間全然動けなくなったこともありますし
南極のニュージーランド基地に入って、
そこから犬ぞりを使ってペンギンを撮りに行く途中で、
やっぱりブリザード二襲われてテントが吹っ飛ばされ、
本当に死にそうになった経験もあります。
あの時は、監督に、キャメラマン二人、俳優はぼくだけで、
あとニュージーランドの兵隊さんが四人、サポートに付いてくれました。

テントが飛ばされた後に凍傷にかかった時の写真があります。
少し気持ちがだらけて、
「いやこんな仕事はやれない」
とか、生意気なことを考え出した時にそれを見ると、
いつも背筋がピンとします。
その写真は、今も自宅の目につくところに置いてあります。

・・・・・・・

限りなくストイックなイメージがあったから、

健さんでもだらけることがあるんだと驚いた記憶があります

できることなら生前一度でいいからお目にかかりたかった

もう二度と健さんのような方は現れないことでしょう

205本もの映画に出演されました

僕のお勧めは「冬の華」です

よかったらぜひ一度レンタルしてみてください
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