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スローな音楽を聴きたい [monologue]

家を一歩出たらそこら中から聞こえてくるあふれる“ノイズ”から心を守るために

外の世界はなぜこうも静粛や静寂とは無縁なのでしょう?

哲学者マックス・ピカートはこう言っています

「私には静寂が必要です。それは私の贅沢で、これだけは手放すことができません。食べ物や眠りを放棄することはできても、静寂だけは手放すことができません。私には人々とラジオの騒音から隔てられた静寂さが必要なのです。」

現代でも変わらず静寂は贅沢

彼によると

「ナチズムを生み出したのは沈黙とはまさに正反対のもの。すなわち怒号であり、叫び声であり、号令であり、すなわち内面的な連続性を少しも持たず、ただある瞬間から次の瞬間へと何の脈絡もなく生きているに過ぎない人間が、自分の存在を絶え間なしに絶叫する、その絶叫だった。」

というのです

21世紀の今、さすがに同じ悲劇がまた繰り返されることはないと信じたいですが、

このままノイズにまみれ続けているとどうにかなってしまいそうです

家に帰ったら、心地良い音楽で心を洗い流しましょう

エラ・フィッツジェラルドの「セプテンバー・ソング」

明日もどうか良い一日となりますように



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