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ブライト・ライツ、ビッグ・シティ [monologue]

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タイトルはマイケル J フォックスが主演していた映画。はっきりいってつまんなかった。期待していた分だけ余計にがっかりしてしまった。あとで友達に聞いた話では映画は失敗だったけれど原作はよく出来ていて結構人気があったらしいとのことだった。でも原作は未だに読んでいない。ただ ブライト・ライツ、ビッグ・シティという言葉の響きには惹かれ続けてしまっていて、いつかこのタイトルで写真を撮りたいとは思っている。こちらも未だに完成できていないけど。

僕はいつも一人で街の中にいる。孤独でさみしさも感じるけど、それ以上に嫌気がさすのが流れる人波の中にいる時に感じてしまう違和感というか場違いな、余所者でいるような気持ち。根拠は無いけど。自分の住んでる街なのに、異邦人のようなさびしさを受けてしまう。周囲のことなど気にしなければいい。誰も僕のことなんか見ないし知らないのだから。一人は気楽なんだから、どこへでもどんな場所でもどんどん行けばいい。そんな声も心のどこかから聞こえてくる。だけど・・・ポケットに手を入れてうつむいて歩いている僕がいる。まっすぐ前を見るとどこに視点を合わせていいのか分からない僕がいる。実はどうってことないことなのかもしれない。それでもやっぱり、不安。だけどいつからだろう?カメラが無い時はうつむいて歩くようになってしまったのは。

明るく光輝くこの街で僕の居場所はない。どこかに何かがあるなんて思っちゃいないけど・・・僕はまださまよいそうだ。

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