モンパルナスの灯 エコール・ド・パリの群像 [monologue]
北海道立近代美術館にて今月23日まで開催中。ようやく今日観に行くことができた。どちらかというと万人受けする展示内容ではないから、好きな人とそうでない人にはっきり分かれる展覧会だと思う。僕自身は観に行くことができて本当に良かったと思っている。
一点だけだったけどシャガールの作品(『パリの空に花』)があったのがすごくうれしかった。僕はシャガールが大好き。好きになったきっかけは美術の教科書の表紙で、確か作品名は『パリの踊り子』だったと思う。作品の名前はうろ覚えなのだけどあの青い絵は今でも強烈に心に残っている。どこの国の美術館に収蔵されているのだろう?いつか必ずこの目で原画を見てみたい。
ただ一つだけ残念だったのは館内で一人の中年女性が携帯電話をマナーモードにしなかっただけでなく、電話に出て会話しだしたこと。しかもその女性は開口一番「今、美術館にいるから」って、多少は自覚しているだけに余計タチが悪い。さすがに延々とは話をしてなかったけれど、それでも直ぐには切らなかった。電話の向こうの相手もきっと似たもの同士なんだろうね。
自分だって完璧じゃない。だけどマナーという言葉を死語にはしたくない。