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100エジプトポンド [monologue]

老兵は死なず、ただ去りゆくのみ。ムバラク大統領は辞めるにしても、なんだかんだで9月まで引っ張ると思ったので正に急展開だった。でも正直今後が心配だ。しばらくの混乱は仕方が無いにしても、その後は現実的な世俗主義国家として安定した体制を維持してもらいたい。安心して旅することのできたエジプトの治安の良さは強権政治の裏返しであったとしても功績として認められていいと思うから。

2009年のエジプト一人旅でピラミッドエリアのガイドをしてくれたE氏もきっとデモに参加していたのだろう。E氏と別れる時、僕は心付けとして100エジプトポンドを渡した。エジプトを経験した人の中には高いと言う人もいるとは思う。でも首都のカイロである程度ちゃんとしたところで夕飯を食べると70ポンド以上にはなったから、決して高くはないはず。E氏のガイドぶりに不満は無かったし、アラビア語の旅行会話集とブロークンイングリッシュを組み合わせた訳のわからない東洋人にも親切に接してくれた。基本的にアラブの人は温かいホスピタリティーを持つ人たちだと思う。“次”はいつになるか分からないけれど、ぜひまたもう一度エジプトを訪れてみたい。




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