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ピアスとイヤリング [アンティーク]

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女性男性問わずピアスをすることは決して珍しいものじゃないけど、僕自身は未だにピアスをしたことが無い。ピアスを開けるのが開運に繋がるという考えもあるみたいだけど、自分には何だか逆のことが起こりそうな気がして怖いんだ。

それでも身体の小さな隙間を上手に使っておしゃれを楽しむということへの憧れはすごくある。ピアスの方がよりデザインの自由度が高くて色々な形があって好きなのだけど、イヤリングだって引けを取らない。銀とマルカジットで作られたこのイヤリングもそんなお気に入りのなかの一つ。リボンの上の葉の部分がまるで羽のようになっているところが好き。とても軽やかで耳に着けたら空を飛べそう。実際に飛べなくても飛んでいる気分にさせてくれる。そう感じてくれた人がたくさんいたから、100年近くの時を経て現代にまで愛され、残り続けてくれたのだと思う。同じように思ってくれる人がこれからもい続けてくれたら嬉しいな。


リボンをモチーフにしたマルカジットのイヤリング

イギリス、1920年代


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