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生き続ける輝き [アンティーク]


岡本太郎さんは言った

過去はとかく美化される。
だから正しい、
というのは老人の感傷以外のなにものでもない

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でもアンティークは違う

作られたのははるかな昔であっても、

永遠に失ってしまった過ぎ去りし日々によって美化された過去の存在ではない

今の世にいたるまで愛され続け、

その輝きは未来へと繋がっていく


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アキラメロ [岡本太郎さんの言葉]

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ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。


ロニエット [アンティーク]

現代ではとても信じられないことですが、「貴婦人たるもの人前で眼鏡をするなどというのは不躾ではしたないこと」とされていた時代がありました。時計もまたしかりです。“はばかりながら”というのとはちょっとニュアンスが違うのですが密やかにこっそりと、さりげなくクリップやピンと見紛うロニエットを開いて文字を読み、小さなフォブウォッチを取りだして時を読んだのです。エレガンスだと思いませんか?

ロニエットはグラスとして実用とするものです。でもあからさまに眼鏡を使うことはたしなみがありません。そのため一見しては眼鏡と分からないデザインや細工が施されています。

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第一の用途はクリップです。リーフをモチーフとした20金とマルカジットのクリップは身に着けている時はグラスの部分は外からは見ることができません。

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さっと取り出すとグラスになります。フレームの細かなところまで丁寧な細工が施されているのがお分かりでしょうか?クリップからグラスへはわずか2アクションで展開することができ、直ぐに使えて直ぐに仕舞うことができます。

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第3の用途はルーペです。クリップとして収納する前に二枚のレンズを合わせてルーペとしてもご利用になれます。これが一番便利な使い方かもしれませんね。

こちらのロニエットは1930年代のものなので上流階級の女性であっても眼鏡を人前で使うのは不躾とされることはもうなかったと思います。優雅なお洒落として使っていたのでしょうね。たとえ実用に使うものであっても実用一辺倒ではつまらない。美意識のなせるわざです。


ロニエットのクリップ

イギリス、1930年代


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今日の岡本太郎さん(己について) [岡本太郎さんの言葉]

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人に認められたいなんて思わないで、己を貫くんだね。
でなきゃ、
自分を賭けてやっていくことを見つけることは出来ないんだ。


明日に続きます


今日の岡本太郎さん(ありのままの自分について) [岡本太郎さんの言葉]

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『こんなに弱い、なら弱いまま、
ありのままで進めば逆に勇気が出てくるじゃないか。
もっと平気で、自分自身と対決するんだよ。』


明日も岡本太郎さんの言葉を伝えさせていただきます

お茶のおともに [アンティーク]

ちょっと贅沢なティースプーンを

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無駄な浪費は身を滅ぼすけれど

素敵な贅沢は心を豊かにしてくれる

いつも当たり前のように飲んでいるお茶だけど、

考えてみればお茶を飲むというのはとても贅沢なことなのかもしれない


エナメルとスターリングシルバーのティースプーン

イギリス、1933年


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今日の岡本太郎さん [岡本太郎さんの言葉]

元気が出る

勇気が出る

優しくなれる

岡本太郎さんの真理の言葉を、

これから毎日ブログで紹介させていただくことに決めました

記念すべき第1回目は才能についてです


『よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ。』


明日に続きます

茨城県那珂市に [monologue]

「日本原子力開発機構 那珂核融合研究所」という実験施設があるのだけど、実は僕はそのプラント内部に入ったことがある。学生の頃、施設内に設置されている消火器の点検作業の短期アルバイトがあって、日給が良かったのでほとんど何も考えずに応募したところ、面接もそこそこにあっけないくらい簡単に採用された。募集をしていたのはもちろん原子力開発機構本体ではなく、地元の小さな会社だった。今から考えればその会社に至るまでの間にはいくつもの下請け、孫請けがあって、搾取は相当なものになっていたと思う。

消火器の点検作業の日は実験核融合炉は停止していたけど、それでも何かしらの機械は常に動いているようで、お世辞にも静かな環境とは言えなかった。初めて入った原子力関連施設はとても入り組んだ複雑な構造をしていた。どこもかしこも機械と配管だらけで、最新鋭の研究設備のはずだけど素人目にはとてもそうは見えなかった。理路整然とは無縁の継ぎ接ぎだらけの無秩序な世界・・・歩行導線もあっちへ行ったりこっちへ行ったりで、やたらと狭かったり頭を屈めないと入れなかったりする。消火器はその時で確か実験炉内に全部で2,000個が設置されていたと記憶してる。でもその肝心の消火器もまるで宝探しをするかのように分かりにくい場所に置いてあり(全部じゃないけど)、いざっていう時にすぐに使うことができるんだろうかと心配になった。

核融合炉は安全な核利用だという話はそのころでも聞いた記憶がある。でも実際には施設の中でも防護服を着て作業しなければならない区域があって、僕はもちろん入ることはなかったけれど社員の人は防護服と線量計を付けて危険区域に入っていった。そういった現場を実際に目の当たりにすると結局核エネルギーに安全など有り得ないんだと思ってしまう。

実験炉の消火器を全て点検するには結局4日がかかった。僕は当然素人だけど、素人なりに実験炉とはいえ核施設の内部を実際に見た経験があるので、この記事にあるドイツの原子力発電所が廃止されてから15年がたっても未だに除染作業が終わらないのにとても納得がいく。今さえよければそれでいいと、あと先考えずにとんでもないものを作り、目をそらしてごまかしながら使い続けてきたんだなとつくづく思う。今ここで自分たちのやってきたことを本気で内省してやり直さないと、人類に残された時間は自分たちが思っていた以上にはるかに短いものになってしまうのではないだろうか?


GODIVA [アンティーク]

初めてGODIVAを知ったのは20歳の時

おすそ分けでもらった小さなチョコレート

食べたい気持ちよりも食べてもらいたい気持ちの方が強くて、

大好きだったあの子の下へ急いで向かった

「僕はもう食べてきたから」

こんな嘘なら許されるよね?

君は多分気付いていたと思うけど・・・

彼女は思っていた以上にとてもとても喜んでくれて、

幸せいっぱいの笑顔を僕に見せてくれた

それ以来GODIVAは僕にとって特別な魔法のチョコレート

大切な人がもしまたいつかできたなら、

最初のプレゼントはGODIVAにしようと思ってる

二人で一緒に、食べたいな

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以前紹介したアンティークのチャームブレスレットです

写真は分かりにくいのですが、この馬に乗っている女性はレディーGODIVAです

美しい伯爵夫人レディーGODIVAは重税に苦しむ領民を助けるために一糸まとわぬ姿になって、

馬にまたがり街を廻りました。それが重税を取り下げるための伯爵の出した条件だったのです

伯爵夫人の勇気と深い愛に感銘を受けた創業者夫妻によってお店の名はGODIVAに決まりました

この小さな銀のチャームを作った人もきっと同じ思いを抱いていたに違いありません

チョコレートもチャームも人に幸せを届けるものだから・・・


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smc PENTAX FA 77mm f1.8 Limited [カメラ]

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やたらと長い名前だけど、

これがこのレンズのフルネーム

距離感と空気感が絶妙で、

ポートレイト(人物写真)を撮るには最高のレンズ

でもポートレイトはしばらく撮ってないな・・・

“人”を撮りたい

一方通行ではない、

ちゃんと心を向かい合わせた写真を撮りたい


二ヶ月後の10月7日金曜日から [アンティーク]

10月9日の日曜日まで開かれます、

「アンティークフェアin新宿」に、

ホープ アンティークス 札幌が出店いたします!

場所はハイアット・リージェンシー東京/小田急第一生命ビル1F、スペースセブン・イベント会場で、

開催時間は11:00より18:00(最終日は17:00)までです

アンティークフェアin新宿公式サイトはこちらです

開催が近くなりましたら詳細を御案内させていただきます

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かわいい猫さんもお待ちいたしておりますので、

こっそり店主の顔でもひやかしに見に来て下さい


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アイボリー [アンティーク]

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の、ように見えるかもしれませんが、

正解はホーン(角)です

動物の角といっても俗な感じは全く無く、

有機素材の質感が活かされた、

優しく暖かみのあるイヤリングになっています

輝くお星様を空から持ってきてお花にしたような、

あまり見たことがないちょっと変わったデザインが大好き

このイヤリングとの出会いも素敵な偶然

僕が持っているアンティークジュエリーが、

誰かにとっての素敵な出会いとなりますように


お針子姫様の素敵なアイボリーのイヤリングはこちらです


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Feel so good [monologue]

僕の音楽の好みは非常に雑食性というかバラバラで、

気に入った曲はアーティスト、ジャンルを問わず何でも聴いて楽しんでいる



つい最近偶然知った曲で、何故だかお気に入りに

パソコンで作業する時のBGMにピッタリで、

聴いてる僕もFeel so goodに

人も音楽も偶然の出会いが愛しくて楽しい


何百年か経てば [monologue]

テラフォーミング(居住可能になるよう惑星の環境を人為的に改造すること)された火星や金星で人類が暮らしていると思う。今日のAFPの記事にあったけどまだ状況証拠だけど液体の水が存在していて、今でもそれが地表を流れることがあるというのだから火星には特に期待できる。SFではない、現実に可能な世界の話として。

でもそれはまだまだ遠い未来の話で、現代の人類は地球以外で生きていくことはできない。それなのに何故人類自らがこの星に住めなくなるようなまねをしてしまうのだろう?石油で汚染された地域を再生するのに30年かかると書いてある。でもそれが本当に実現できるのかかなり疑問だ。

今は稼働していないけどかつて北海道には油田があった。僕はその油田の跡地を実際に見たことがあるのだけどかなり酷い光景だった。何とも言えない油のにおいと時折ブクブクと音を立ててわき出る黒い水たまりがところどころに点在している。底なし沼みたいでとても不気味。そして当然だけど火器厳禁。

正直昔は環境問題に関心が無かった。今だってできる限り節電するといったくらいの小さな行動しかしていないけれど、自分にもできることがあるのならちゃんと行動したい。綺麗事じゃなく、自分が生きてる間さえもてばそれでいいとはとても思えない。自分たちがやったことに責任を取らずに未来の人にツケを回すのはもういい加減に止めよう。地球に住めなくなる日が来るかもしれないなんて考えたこともなかったけど、このまま環境破壊が本当にそうなるだろう。それもそう遠くない未来に。


瞬間瞬間爆発する [monologue]

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岡本太郎さんの著作を読んでいると元気になる

とにかく無条件で元気になる

「芸術は爆発だ!」

誰もが一度は耳にしたことがあるであろうこの言葉

岡本太郎さんはこう言っている


「爆発というと、みんなドカーンと音がして、物が飛び散ったり、壊れたり、また血が流れたりする、暴力的なテロを考える。僕の爆発はそうじゃないんだ。音もなく、宇宙に向かって精神が、いのちがぱあっとひらく。無条件に、それが爆発だ」


そしてそれは瞬間瞬間に爆発するのだと

僕はどうだろう?

爆発してるといえるだろうか?

今この瞬間を

・・・不発ばかりかもしれない

でもその不発だって決して無駄じゃない

次の爆発に、きっときっと繋がるはずだから


綺麗な首飾り [アンティーク]

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身に着けている写真が無くて本当にごめんなさい

アンティークの魅力を・・・写真でどれだけ伝えられているだろう?

写真を撮ることが好きで写真歴はかれこれ20年以上になるから、

一枚の写真の持つ力を信じることができる

でも写真を身に着けることはできない・・・

この綺麗な首飾り

次につなげてくれる人はどんな人だろう?

インターネットショップを運営している僕が言うのはおかしいかもしれないけれど、

それでもできることなら、

次につないでくれる人が身にまとって輝いている姿を見届けてから、

歴史をつなぐという仕事が一つ完了できたことを喜びたい

やっぱりおかしいかな・・・


トルコ石のアンティーク シルバーネックレス

イギリス、1880年頃


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ぼくの大切なともだち [アンティーク]



タイトルは2008年に観たフランス映画から

ある日自分には友達が一人もいないことに気づかされた男のお話

そんな彼は自分にも友だちがいることを証明しなければならないはめになる

でもどうすれば友だちができるのか?それが彼には本当に分からない

友だちをつくろうとして躍起になって行動するのだけどやることなすこと全てが的外れで、

どう考えてもおかしいようなことを真剣になって繰り広げている

その姿は切実でおかしくて、そして哀しい

僕は彼とは全然タイプの違う人間だけど、身につまされてしまって彼のことを笑えない

遠くには友達がいるけど、自分の住む街に自信を持って友だちと呼べる人がいない

本当に一人もいない

恋人もいないしこの街で僕は笑っちゃうくらいのMr.ロンリーだ

街へ出れば行きつけのカフェやお店があって話をすることができる人もいるけど、

友達としてお付き合い願えるかといったらそうはいかないくらいのことは弁えている

僕も友だちの作り方が本気で分からない

皆でわいわいにぎやかに遊ぶ中にいるのがどうにも苦手で、

一人でドラえもんを読んで空想に浸るのが好きな子どもだった

それから今にいたるまでずっと少ない友だちしかいない人生なのだけど、

数少ない友だちとはどうやって友だちになったのかよく覚えていない

そこにこそ答えがあるのかもしれない

でもできることならこの街で、身近なところで会いに行ける友だちが・・・ほしい

あらためて言うとおかしいけれど


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握り合う二つの手が分かりますか?心結びあえる友情を・・・手に入れたい!

ジョージアンのアンティークシール

イギリス、1820年頃

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