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夢の青い硝子 [アンティーク]

千尋の海の様な深い青い色を硝子やエナメルで再現することはかつて非常に困難で、

19世紀初期になってようやく成功することができました

硝子と一言でいってももちろん当時は決して安いものではなく、

ダイヤモンドと組み合わされるハイグレードなジュエリーとして珍重され、

特にイギリスとフランスで大変な人気を博しました

硝子は最初に成功させた街の名を讃えてブリストル・グラスと呼ばれ、

エナメルはロイヤルブルーエナメルと呼ばれるようになりました

“ロイヤル”と名が付くのはそれだけ高貴な色であるということはもちろん、

王室の援助によって完成することができたためです

ロイヤルブルーは孤高の色で、

これより濃くても薄くてもロイヤルブルーとは名乗れないのです

_IGP7113.JPG

ここに載せてあるのはもちろん写真ですが、実物を目にしながらブログを書いています

レンズ、デジタルカメラのイメージセンサー&画像処理エンジン、パソコンのモニター、

たくさんのファクターがあるけど最終的には僕の写真の腕・・・

かつて硝子で青を描いた19世紀の職人に負けないように、

もっとどこまでもこの青を写真で追い求めていきたい

_IGP7122.JPG


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