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ついに発売! [カメラ]

しかも価格が思っていたよりずっと安くてびっくり!最初に開発が発表された時もブログに書いたのですが、“ピントはシャッターを切る前に合わせる”という至極当然で当たり前“だった”概念が根底から崩される正に革命的な出来事。ネックはレンズを含めた光学系だと思っていたから市販化するまでもう少し時間がかかるかな・・・と思っていたのにあっという間に発売されることになってこれまたびっくりです。

いずれ日本でも市販されると思います。即買うかは疑問ですが、マクロ(接写)にも対応するのなら、僕のショップに掲載するのにとても適していると思われるのですごく興味があります。でも一つだけ、デザインはもう一工夫欲しかったな・・・写真界にとって革命的な出来事なのにこのデザインはあまりに素っ気なさすぎてちょっとがっかり。レンズも屈曲光学系で組めばかなり薄いサイズで作ることができたはず。筒状のルーペを少し長くしただけという感じで、このデザインからは写す喜びや“カメラ”としての楽しみはあまり感じられない。長年写真を撮ってきた人間の一人としてそこはとても残念に思います。

技術的な詳しい解説に興味のある方はこちらをご覧になってみてください(ITmediaニュース)

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写真のカメラはキヤノン幻の名機(?)、T80です。キヤノン初のオートフォーカス一眼レフとして大々的に発表されたのですが、直後に世界初の本格的オートフォーカス一眼レフであるミノルタα7000が発売されるとオートフォーカス機としてのアピールを完全に止めてしまいます。両者共オートフォーカス一眼レフであることに変わりはないのですが完成度が全く違います。T80のオートフォーカスは合わせるのに時間がかかりますし、途中でピント合わせに迷ったりもするのではっきり言って手で合わせる方が早いのです。α7000の印象はとても強烈で、当時カメラといえばα7000でした。T80はほとんど忘れられた存在で実用性もあまりないのですが何故だか気に入ってしまい、ずっと後になってから中古で手に入れました。使いにくかったり完成度が低かったりしても、技術の過渡期にあたる製品には何故か不思議な魅力があるものです。


健康法 [岡本太郎さんの言葉]

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健康法なんて考えないことが、いちばんの健康法だ。

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