能力 [岡本太郎さんの言葉]
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを超えた、
決意の凄みを魅せてやるというつもりで、やればいいんだよ。
むしろ、能力のないほうが素晴らしいんだと平気で戦えば、逆に
能力がひらいてくる。ぼくは、特別力が強いわけでもない、金をそんなに
もっているわけでもない。頭脳だってそれほど優秀じゃないかもしれない。
つまり、さまざまのマイナスの面を背負っている。でも、
マイナスの面が大きければ大きいほど、逆にそれと反対の最高に
ふくれあがったものを自分に感じるわけだ。
弱い、なら、弱いままありのままで進めばいいじゃないか。