SSブログ

もう二十年くらい前になるのかな? [monologue]

今では知らない人も多いかもしれないけど、

「この世の果て」、というドラマの中で登場人物の一人が言いました

『一度でいい。死ぬと分かっていて尚、溺れる人を助ける人間を私は見てみたい』

ドラマはもちろんシナリオ本まで読んでいたせいかよく覚えています

自分が同じ状況になったらどうなるだろう?

利己的遺伝子、生存本能のスイッチが入って我先にと自分が助かる道を探すだろうか?

それとも誰かを助ける為にギリギリまで行動するだろうか?

こればかりは実際にその場、その時になってみないと分からない

きっと誰だってそうだと思う

ただ自分の場合、どうしたって助からないということが分かったら、

きっと一人で船室に戻ると思う

せめて美しいものを見て消えたいから

手近に美しいものが無い時は目を閉じて、

今まで見てきた美しいものたちを思い浮かべるようにする

生きている限り


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。