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ダイヤモンドがピンクに色づくピンクダイヤになる理由は [monologue]

実はよく分かっていません

ダイヤモンドの生成には高温高圧が必須なのですが、

圧力のかかり方の違いで結晶構造に歪みが生じたのが原因ではないかと考えられています

ダイヤモンドというと宝飾に使われる無色透明なものを思い浮かべると思いますが、

黄色味を帯びているものが最も産出量が多いのです

黄色味を帯びたダイヤモンドはそのほとんどが工業用として使われますが、

金色に近い輝きをもつ透明度の高いものは宝飾用として珍重されています

結晶中に炭素以外の元素が混じることもカラーダイヤの誕生のきっかけとなりますが、

ピンクダイヤは産出量があまりに少ないためサンプルの数が少ないことも、

色づく原因の分からない理由のひとつだと思います

産出量がどれだけ少ないかというと、

ピンクダイヤはその9割以上がオーストラリアのアーガイル鉱山で産出されているのですが、

同鉱山の産出量に占めるピンクダイヤモンドの割合はたった0.1%未満でしかありません

しかも安定的に産出されているのは世界でこの鉱山だけしかなく、

1カラット以上の大粒となると世界全体でも一年に数十個程度しか採れません

12.04カラットともなれば日本円で9億円以上の値がつくのもお分かりいただけるかと思います

ちなみに今回オークションを主催するクリスティーズには240年以上もの歴史があるのですが、

その長い歴史においてもオークションに手掛けた10カラット以上のピンクダイヤの数は、

わずか18個!しかありません

今回の最終落札価格はいったいいくらになるのでしょう?

続報がとても楽しみです



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