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子どもの頃 [monologue]

死がとても怖かった

大人になった今ももちろん怖いけど

子どもの頃の「死の恐怖」は今とは違って死ぬことそのものよりも、

死んだ後に自分はどうなるのだろう?

それが分からない

だから怖い、というものだった

寝付きが悪いのは今も変わらないけど、

目を閉じても目を開けても真っ暗な闇の中にいると

そのことをつい考えてしまうから夜寝る時の暗闇が嫌だった

・・・

ちょっと変わった子どもで・・・

吸血鬼が実在すると本気で信じていました

ニンニクが苦手だと本に書いてあるのを読み、

親に頼んで部屋のドアにニンニクを吊るしてもらったこともあります

そんな闇を怖れる子供も大人になると寝る時の明かりを怖れるようになりました

少しでも明かるいともうダメ

完全な真っ暗闇じゃないと眠れないんです

大人になるというのは変わるということなのかな?

好む好まざるを別にしてきっとこれからもいろんなことが変わり続けるのだと思う

でもどうせ変わるのなら良く変わっていきたい

命終わるその時まで

より良い自分へと変わり続けたい


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