モザイクを見ていて思うこと [アンティーク]
モザイクと社会には共通点があります
どちらも一つでも欠けてしまったら成り立たないということです
自分とは違う
価値観や性格の不一致
無知の上によく分かろうともせず
何だかよく分からないけど変だ、おかしい、嫌いだ、敵だ
そんな風に排除していったら・・・
足りないどころか隙間だらけでバラバラになり、
ひとつのものとして作品も社会も成り立たなくなってしまいます
分からない、理解できないということ、存在は確かにあります
でもだからといって異なる価値観や存在を排除しようとするのはどうしても好きになれません
自分が心底そう思うのは・・・学生時代の経験から来るものが大きいです
暮らしの中で自分が嫌いだと思っている相手に、
見えないところで気付かぬ内にお世話になっているかもしれない
排除しようとしていた人のおかげで実は自分は生かされている
想像力をちょっと働かせてみれば直ぐに気がつくこと
大勢で集まり徒党を組んで異なる価値観を感情的になって排除しようとする
こんな集まりにわざわざ参加するということがどれほどみっともなく恥ずかしいことか
一刻も早くそのことに気付いてほしいです