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鉄路の旅 [monologue]

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「線路は続くよ、どこまでもー♪」

本当にどこまでも続いている気がしてくるから不思議

旅に行くなら船より飛行機より列車が一番いい

地上を行く限り他のどの乗り物よりも良い気分になれる、まさに旅情

単なる移動ではなく旅をするならば列車に乗って旅に出かけよう

以前紹介した吉田拓郎さんの歌「こうき心」

出だしの一節が
「街を出てみよう。いま住んでいるこの街が、美しく緑に覆われた心のふるさとだったとしても
街を出てみよう。汽車に乗ってみよう」で、

好奇心の先ず一番最初が旅に出ること、

それも列車に乗っての旅であるところがなんとも興味深いです

旅と好奇心はどこか通ずるものがあるのでしょうね

SLを別にすれば寝台特急が一番好き

鉄道マニアではないので詳しいことは全然分からないけど、

「寝台特急」という言葉の響きに心を躍らされます

旅する時の寝台は当然ながらいつも個室

二段ベ ットをカーテンで仕切っただけのでは旅情が出ないもの

個室の窓から車窓の景色を眺めたった一人でいることの心地よい孤独に酔いしれる

それだけで時に飛行機よりも値段の高い寝台特急に乗ったかいがあるというもの

どうして鉄路の旅が好きなのだろう?単にもの好きなのかな?

でも「どうして」なんて追求するだけ野暮かもしれません

列車に乗って旅に出るのが楽しい、それだけで十分です

多少揺れることがあったって、

飛行機よりも時間がかかるからって鉄道での旅は止めることなんて決してできません

きっと・・・鉄路の旅の時間の流れ方が自分にぴったりと合っているのでしょうね・・・

来月の渡欧ではブダペスト-プラハ間を寝台特急で旅します

未だ見ぬ景色を求めて・・・

そしていつかシベリア鉄道に乗ってウラジオストクからモスクワまで鉄路で大陸横断をするのが夢です

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