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ブダペストを歩く時の [monologue]

一番身近な危険はスリでも路上強盗でもなく歩きタバコによる火傷と煙害です

ブダペストの街中いたる所で行き交う人々が当たり前のように歩きタバコをしているからです

しかも文字通りの老若男女で中学生くらいの子どもからお婆さんまで年齢性別関係なく、

タバコを吸うのが生活というより人生の一部になっているかのよう

おかげですっかりのどがやられてしまいました

またさすがに街中ではありませんがあちらこちらで工事中です

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注意しないとつまづいてしまいそう

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路面電車も工事のため行き止まりになっていました

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かつてのオーストリア・ハンガリー帝国、ハンガリー側の首都であるブダペスト

世界遺産となっているドナウ河岸の歴史地区のみならず、

かつての繁栄振りを示す建物をいたるところで観ることができます

現在は国自体が貧しく、それが街だけでなく人々の心も暗くさせてしまっているようです

治安に関してもおおむね安全といえますが観光地でも人通りの少ないところは怖く感じました

美しい夜景もうりですがむやみに行くのはちょっと考えものです

治安の感じ方、対処は人それぞれですが夜間の行動は細心の注意を払ってください

街そのものは美しく、ウィーンとはまた一味違う重厚さを感じさせてくれます

でもウィーンやプラハを旅していた時に比べると旅行記も街同様少し暗くなりそうなので、

ブダペスト編はあと一、二回で終わらせてプラハ編に移ろうと思っています

・・・・・・・

明日から二月ですね

2014年のスタートである一月はどんな月でしたか?

良い時を過ごせられました方は二月がもっと素敵な月でありますように

ちょっといまいちだった方は帳消しにできるくらいの良い月となりますように

あなたが幸せだと [猫さん動画]

わたしも幸せ

猫さんと人との関係だけでなく、

人と人同士ももっとそうなれますように


ブダペスト [monologue]

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ウィーンに引き続きブダペストでの旅日記をと思いましたが正直ちょっと迷っています

ロバート・キャパの生まれ故郷でキャパの写真展を観ることができるという幸運に恵まれたり、

タイルで作られたオリジナルの猫さん雑貨の発見などいいこともありました

でも滞在中はなかなか思うようにいかなくて他の街にいた時に比べても思い悩むことが多く、

作品はあきらめていっそ観光をという気にもなれませんでした

また雨にも濡れたりであまり写真を撮らなかったということもあります

どのように綴るべきかもう少し考えてから発表させていただこうと思います

・・・・・・・

まだ朝を迎えていませんが午前0時をまわり新しい一日が始まりました

あなたにとって今日がどうか良い一日となりますように

後ろ髪を引かれつつ [monologue]

ウィーンを離れブダペストへ向かいます

10時03分、ウィーン・マイドリング駅発、ブダペスト東駅行き

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乗りますのはこちら、オーストリア国鉄が誇る特急列車、その名もレイルジェット(railjet)

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車内の様子、日本の鉄道と違いシートの向きは固定されています

リクライニングはあまりしないのですが乗り心地が良く、快適でした

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車窓に関しては見るべき景色はほとんどありません

見渡す限りの平原と途中停車の田舎駅くらいです

そうこうしているうちに定刻通り12時49分、ブダペスト東駅に到着

タクシーの客引きが自由に出入りできるホームに大勢つめかけているのが窓から見てとれました

彼らは列車から降りてきた旅行者に片っぱしから声をかけているのに僕には誰も声をかけません

旅慣れていそうでぼったくれないと思われたのでしょうか?

それともあまりにお金がなさそうに見えたのでしょうか・・・

明確な理由は分かりませんが煩わしい思いをしなくて済んだのはラッキーです

先ずは地下鉄に乗るための両替を

東駅構内にも両替所はありますがありえないくらいレートが低いので最初からパス

旅先で初めて両替する時の鉄則通り必要最小限の金額のみです

地下鉄の入口は分かりにくいと聞いていたのですが案外簡単に見つかりました

7日間乗り放題チケット(地下鉄、バス、路面電車共通)を買って早速乗りこみます

次に路面電車に乗換えましたがびっくりするくらいの混雑ぶり

旅の間中、地下鉄に比べ路面電車はほとんどいつも混んでいた記憶があります

ようやく宿にたどり着いてほっと一息

遅い昼食を済ませた後は宿の周辺を少し歩いてみました

本格的な探索は翌日から

今日は無理をしないで早めに宿へと引き上げました

明日からは二か国目、ハンガリーはブダペストのお話が始まります

街を歩いていて [monologue]

感じたのは治安の良さ

他のヨーロッパの大都市に比べて治安が良いと言われているウィーン

もちろん用心をした上でのことですが実際その評判に偽りはないと思います

国内の旅でも僕は必要以上に夜間の外出をしません

ただ今回は晩秋から冬にかけての渡欧の旅だったので日が暮れるのも早く、

必然的に夜に出歩くことが多かったのですが、

夜道を歩いても不穏な空気は感じませんでした

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モノクロで撮る夜の景色も絵になります

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夜間は目抜き通りを外れると急に人通りが少なくなったりします

夜の路地裏の雰囲気を楽しむことのできる数少ない街のひとつですが、

それでも情勢(治安)は刻一刻と変わるもの

少しでも危ないと“感”が働いたら撤退することです

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メインストリートは昼も夜もいつもとても賑やか

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モーツァルトに扮した客引きもなかなか賑やかで、

観劇や演奏会の客引きであちこちに声をかけています

一人で行動しているせいか僕は声をかけられることがほとんどありませんでした

ウィーンの薬屋さん

16世紀の創業

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薬杯を持つ天使のモザイク画は1902年の改装時に作られたものです

この壁画だけでも110年以上の時を重ねているのです

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もちろん現在も営業中

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そしてこちらはウィーンの本屋さん

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帝都ウィーンに相応しい重厚感溢れる佇まいです

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カフェ・ツェントラルが入っておりますフェルステル宮

現在ではカフェやアンティーク店などが軒を構えています

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「フェルステル」は設計者である建築家の名前で、

かつてここはオーストリア・ハンガリー帝国銀行の本店でした

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パサージュには硝子を通した柔らかい日差しが降り注ぎます

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内部は装飾のひとつひとつがとても贅沢

公開されていない部分も含めるとかなり複雑な作りの建物です

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入口はちょっと地味ですので見落とさないようご注意ください

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教会もさすがの美しさ

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祈りとともに美しく

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ウィーンは美しい街

ウィーンを旅した気持ちになっていただけましたなら・・・とってもうれしいです

ウィーンで一番驚いたのは [monologue]

地下鉄もトラムもSバーン(近郊電車、国鉄です)も改札機が無いということ

これでは無賃乗車し放題ではありませんか・・・

事前にチケットを購入し、

トラムなら車内に、地下鉄ならホームの手前などに設置された刻印機に日時を打刻するシステムです

地下への入口は至って普通でしかも分かりやすいです

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地元の方はほとんどが年間定期券を利用しているそうで、

僕は地下鉄、バス、トラム、Sバーン72時間(打刻した時間から)乗り放題+博物館等が割引になる、

ウィーンカード(ホテルで買えます)と24時間フリーパスを使っていました

観光客の人の中には実際に無賃乗車をしている方もいるかとは思いますが、

僅かなお金をケチってはいけません(ウィーンカードで19.9ユーロ)

抜き打ちの検札で不正が見つかった場合問答無用で100ユーロの罰金を取られます

せっかくチケットがあっても打刻をし忘れた場合も罰金の対象になるのでご注意ください

なかにはこんな素敵な駅舎もあります

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そしてもうひとつ驚いたのはこちら

コイン式の街頭体重計です

昔、パリで見たことがあったので存在は知っていましたが、

実際に使っているところを初めて目の当たりにしました

まさか使う人なんている訳が・・・と思っていたのでびっくりです

ふと見ると若い白人女性が当たり前のように街頭体重計に乗っていました

カメラを手にしていましたがもちろん撮るような真似はしていません

あまりに予想外な光景だったためか驚きとともに強烈に記憶に焼き付いています

地下鉄のお話がでたのでトラム(路面電車)のお話も

地下鉄は車内も綺麗で観光の便利な足ですが僕のお気に入りはトラムです

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車両によっては木製シートが使われていてとても味があります

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路線は複雑ですが単なる移動ではなく街並みを眺められるのが何より楽しいです

車窓からウィーン市庁舎を

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環状道路リンクシュトラーセを一周するのは観光用のウィーン・リングトラム

フリーパス、ウィーンカードでは乗れず別料金が必要になります

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途中で一度乗り換えが必要ですが1、2番のトラムを使えばリンクの一周ができます

リンク沿いには素晴らしい建物が多いのでぜひトラムでの一周にチャレンジしてみてください

*どこの国でもそうですがスリにはくれぐれもご注意を

宮殿にて [monologue]

ウィーンの街を歩いて感じたことを写真とともに書かせていただきたいと思います

その前にまずは11月18日、ウィーン滞在最終日のお話を少し

宮殿づくしの一日となりましたが内部は残念ながら撮影禁止・・・

ホーフブルク宮は「街の中に街がある」といった様子で一日で全てを見て回るのはほぼ無理

スイス宮、新王宮は次回のお楽しみにとっておいて今回は、

旧王宮の銀器・食卓調度コレクション、シシィ博物館、皇帝居館を見学してきました

入口となるミヒャエル門

端正な、まさに白亜の宮殿といった趣です

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赤いボックスがチケット売り場です

オフシーズンの月曜日、午前の早い時間でしたから混雑することなくすんなり買うことができました

シシィチケットと呼ばれる上記三館共通入場券がお得です

チケット購入日=入場日ではないので(有効期限は購入後一年)、

事前に買っておけば見学日に並ばずに済みます

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ぐるりと一周見渡して

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一枚ではとても収まり切りません

皇妃エリザベートの生涯をテーマにしたシシィミュージアムを見学していると何やら警報音が・・・

係の人の対応は早く、誘導されて即避難

結局装置の誤作動だったようで何事もなく無事だったのですが、

警報音はややしばらく鳴り止まなかったのでさすがにちょっとだけ怖かったです

生涯に渡って美を追求し続けた皇妃エリザベート(愛称はシシィ)

身長172cmで体重は50kg、ウエストのサイズはたった50cm!

実際に彼女の着ていたドレスを見てそのあまりの細さに驚かずにはいられません

いくらコルセットを使っているとはいえ人間のウェストがあそこまで細くなるとは・・・

シシィミュージアムから続く皇帝居館を見学した後は地下鉄に乗ってシェーンブルン宮殿へ

地下鉄シェーンブルン駅は出口も一ヶ所で分かりやすく、

航空写真を使った案内板もこれまた分かりやすい

迷うこともなく歩いて簡単に行くことができます

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壁面の黄色(マリア・テレジア・イエロー)の落着いて穏やかな色あいが好きです

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シェーンブルン宮殿には何と住むことができます!

一般に公開されている部分を除いて居室を賃貸物件として貸し出しているのです

外国人は無理ですが住めるものならぜひ住んでみたい!

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シシィチケットにはここシェーンブルン宮殿の入場料も含まれているので、

並ばずにそのまま入場できてとても便利です

最後はベルヴェデーレ宮殿へ

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クリムトのDer Kuss

いつか原画を観たい・・・

その“いつか”をかなえる日がついにやってきました

作品はこちらベルヴェデーレ宮殿上宮内の19・20世紀絵画館に所蔵されています

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実作品は神々しいことこの上なく、

たとえファインプリントであっても印刷物とはオーラが全く違います

他の作品を見ては引き返し、時間の許す限り何度も観ていました

この世界にはかくも美しい絵が存在するのです

後ろ髪を引かれる思いで上宮を後にし下宮へと向かいます

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上宮と下宮はそれぞれ別チケット(共通券もあり)ですが、

ベルヴェデーレ宮殿にお越しの際はぜひ下宮も訪れてみてください

「黄金の間」は特にお勧めです!

見学を終えると駐車場にはこのような車が・・・

カーゴスペースにはいったい何を入れているのでしょう?

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それぞれの宮殿、内部を写真に撮れないのは非常に残念です

次回もどうぞお楽しみに

ヴィンテージパールイヤリング [アンティーク]

オーソドックスでシンプルなデザイン

でもシンプルだからこそ良いものとそうでないものとの差が際立ちます

シンプルはごまかしがきかないのですから

フレームは9金のホワイトゴールドです

ホワイトゴールドといっても現代品のような冷たさとは無縁なもの

銀やイエローゴールドとはまた趣の異なる質感をお楽しみいただけたら幸いです

主役であるパールの質感が高いのはもちろん言うまでもありません

この真珠の輝きに惹かれて手に入れたのです

イギリス、1950年代

身に着けてこそ更に輝きます

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ウィーンにて(11月18日、カフェ・ツェントラル編) [monologue]

ウィーンの旅もいよいよ今日が最終日・・・

この日のスケジュールはホーフブルク宮→シェーンブルン宮→ベルヴェデーレ宮と宮殿尽くし!

建物内部は撮影禁止のため中の様子をお伝えできないのが残念です

時間は前後いたしますが先にウィーンの人気老舗カフェ、ツェントラルをご紹介したいと思います

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目抜き通りからはちょっと離れていますが瀟洒なフェルステル宮の一角にあり、

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一度場所を覚えてしまえば行きやすいカフェで地下鉄駅からほど近く、王宮へも歩いて行けます

外からの様子

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もう、これだけで中に入りたくなりますが超がつくほどの有名店

昼も夜も観光客でひっきりなしです

この写真は前日に撮ったものですがあまりの混み具合に名誉ある撤退を決めました

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でも今日は旅の最終日

どんなに混んでいても座れるまで待とうと決心して入店したのですが、

少し遅い時間だったせいかあっさり席に着くことができました

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カフェと呼ぶには贅沢すぎる空間

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創業は1876年!です

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僕が頼んだのはこちら

ふわふわのメランジェもしっとりチーズケーキもどちらも美味しくて大満足

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ケーキの種類はかなり豊富です

本当は三つ食べたかったのですがさすがにそれはおデブのもとになりそうなので止めました

ウィーンに長くいるとケーキの誘惑に負けて太ってしまいそうです

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カフェ巡りのためだけに一日ウィーンを歩いてみるのも良いと思います

その中でもここは外せないお勧めのカフェ

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広くて天井が高く、

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内装も音楽もとっても素敵

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“定番”はあなどれないの典型だと思います

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一点だけ注意点はウェイターの方に当たり外れがあること

最初に声をかけた人がちょっとイマイチで、

あやうくウィーンでただ一度の嫌な思いをしてしまいそうになりました

一言声をかけてみてリアクションを見るといいでしょう

座ろうとした席を変えて僕についてくれたウェイターさんは良い方でした

ウィーンへお越しの際はぜひどうぞ

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大寒の日 [猫さん動画]

最初に変換されたのは「代官の日」・・・何故?

寒いのには慣れているはずなのですが今日の寒さは久々応えました

なかなか体調が良くならないのも(相変わらずセキが出てしまいます)

寒い日ばかりが続いているからかもしれません

こんな寒い日はまるでクッションみたいなおデブな猫さんをぎゅってしながら眠りにつきたいです



もしかして自分で起き上がれないのかな・・・と心配になりましたがちゃんと起きられて一安心です

色遣いだけでなく [アンティーク]

デザインだけでもない

両方が満たされてこそ心は動くのです

サフラジェットブローチ

イギリス、1910年頃

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ウィーンにて(11月17日、後編その二) [monologue]

本日の最終目的地はウィーン分離派会館

明日月曜日は休館日なので今日中に行かねばなりません

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途中でスーパーに立ち寄りミネラルウォーターを購入

炭酸水も好きですがこの時はガス無しが飲みたかったんです

第二外国はドイツ語だったはずなのですがどれがガス無しなのか分からず、

店員さんに聞いてみると親切に教えてくれました

若い男性だったのですが微笑みが素敵でとても感じの良い方でした

ホテルスタッフの方もそうでしたがウィーンの人たちはとても親切で、

人で嫌な思いをすることが滞在中ただの一度もありませんでした

分離派会館のお目当てはクリムトの大作壁画ベートーヴェン・フリーズです

フリーズとはドイツ語で“帯状の装飾”のこと

ベートーヴェンへの賞賛をテーマに1902年、ここ分離派会館で開催された、

「オーストリア造形芸術家協会第十四回展」のために制作されました

壁画の高さは2メートル、長さは34メートルにもなる大作です

残念ながらNo Photoなので壁画はネットから画像をお借りしました

階段を下りて地下へと向かいます

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この作品のためだけに特別展示室が地下に作られています

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ベートーヴェンの第九交響曲(ならびにワーグナーの第九に対する解釈)へのオマージュです

入口を入って左から順に

「幸福への憧れ」

浮遊する精霊は愛と幸福への憧れを表しています

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裸の男女は人生の苦悩を表し、完全武装の勇者(黄金の騎士)に救いを求めます

黄金の騎士は選ばれし者として幸福を探しに出かけようとしています

騎士を支える左の人物が功名心を、右の人物が同情心を表しています

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「敵対する力」

中央の壁画のほとんどを占めているギリシャ神話に登場する怪物の王テュフォーンは、

(神話で火を放つと言われる目は描いたものでなく真珠貝をはめ込んだ螺鈿細工です)

罪深い情熱を表しています

左に並ぶのは会館正面入口にも飾られているテュフォーンの娘であるゴルゴンの三姉妹

姉妹の上部に立つ仮面のような女性は病、狂気、死の寓意で、

右の三人の女性はそれぞれ淫欲、不道徳、不摂生の寓意です

「敵対する力」によってもたらされる上記の危険と誘惑に、

人類が立ち向かわなくてはならないことを表していますが

僕はそれとともにもうひとつの解釈を持っています

それは「敵」を求めずにはいられない人間の悲しさ

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「心を蝕む悲しみ」

敵を求め、敵を得てしまった故の悲しみではないでしょうか?

それでもこの暗く悲しく危険な情熱に満ちた場面の中にあっても、

愛と幸福への憧れを表していた精霊像が画面の右上隅に描かれています

“人類の希望に対する憧れは敵対する力の上を越えていくのである”

展覧会当時のカタログに掲載されていたクリムトの言葉です

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「詩」

我々人類の幸福への憧れは詩の中にその慰めを見出し、癒されます

竪琴を手にした女性は詩そのものを表しています

詩に続く画面は何も描かれていません

展覧会当時もこの壁画は会場の上部に展示されていたのですが、

壁画の下に開け放たれた空間を通して隣の部屋のベートーヴェン像を観る際、

余計なものが視界に入らないように予め会場のデザインとして配慮されていたのです

またクライマックスをもりあげるための“準備”でもあるのです

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やがてさまざまな芸術を象徴する女性たちの祝福を受け

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「この口づけを全世界に」

芸術による理想郷で天使たちのコーラスを前にキスをしながら抱き合う男女

第九交響曲の最後を締めくくる「歓喜の歌」の一節、

“この口づけを全世界に”をクリムト流に表現しているのです

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公開当時大批判を浴びていたせいか当初は展覧会の終了とともに破棄される予定でした

それを美術コレクターが買い取りやがてユダヤ人の実業家の手に渡りましたが、

第二次大戦前後の混乱でしばらく行方不明だった時期もあり、

紆余曲折を経て1973年、オーストリア政府の所有となりました

こちらは特別展示室前のフロアに設置された写しで、

裏から見ると壁画の構造が分かるようになっています

細心の注意を払い、修復には十年の月日を要しました

(修復のもようも写真や映像で見ることができます)

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クリムトが好きな人だけでなくベートーヴェンがお好きな方にもぜひ観てもらいたい作品です

クラシック音楽が好きな方はウィーンをより楽しむことができると思います

ウィーンにて(11月17日、後編その一) [monologue]

次に目指したのは美術史美術館(博物館)

単に絵画のみならずあらゆる分野の美術作品が展示されています

「美術史」の名にふさわしくコレクションには古代エジプトやギリシャ、ローマ時代のものまであります

今回訪れたウィーンの美術館、博物館の中で一番混んでいました

チケットを買うだけでも大変です

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見上げるとことのほか美しい天井のドーム

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見下ろすと信じられない程に美しいカフェ

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フラッシュは禁止ですがこちら美術史美術館も写真撮影OKです

中央階段にはクリムトの壁画が収められていますが暗くてよく分かりません

モノキュラー(単眼鏡)を持参していたので大丈夫でしたが肉眼で観るのは厳しいです

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美術史美術館のお目当てのひとつがピーテル・ブリューゲルのバベルの塔を観ること

ブリューゲルはバベルの塔の絵を二作描いていて、

一作はかつてセゾン美術館で観ていたのでどうしてもこの目でもう一作を観てみたかったんです

ある意味暗い絵なのでブログに載せることはしませんが、

旧約聖書有名なお話なのでやはりかなりの人だかりができていました

かつて人の言語はひとつのみでした

(建設中の)バベルの塔を見た神は、

人の言葉が全て同じであるからこのような傲慢なことを始めたと考え、

人々の言語を乱し互いに通じ合わない違う言葉を話させるようにしました

やがて人々は混乱し、世界中に散り々となりバベルの塔も建設途中で放棄されたのです

神が本当にいたとしてその判断は正しいものだったといえるのでしょうか?

「言葉」が全てではありませんが「人と人とが分かり合うこと」について思いを巡らす時、

いつも僕はこのことについて考えてしまうんです

もしも世界中全ての人が(今でも)同じ言葉を使っていたらと

ちょっとお話が外れましたが最大のお目当てである美術工芸装飾品のフロアの入口はこちらから

美術史美術館はいたるところ大理石だらけで建物のひとつひとつがとにかく豪華です

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さてこちらは何に使うものでしょう

単なる飾り、置物ではもちろんありません

「使うもの」です

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答えは何と・・・

「塩入れ」です

世界で一番美しく贅沢な塩入れに違いありません

カメオのコレクションも素晴らしいです

写真撮影OKなのが本当にありがたいです

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開館から閉館までまる一日滞在してもいいくらい素敵な美術館でした

ぜひまたもう一度訪れたいものです

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明日は分離派会館でのお話です

ウィーンにて11月17日(前篇) [monologue]

明後日は朝からブダペストへと移動するので明日が実質的なウィーン滞在最終日

ウィーンのアンティーク事情を鑑み今日明日は美術館、博物館巡りの日にと決めました

まず最初に向かったのは国立図書館

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「世界で一番美しい図書館」の名にふさわしいです

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図書館というよりまるで美術館です

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天井までの高さは何と20メートルもあります

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蔵書も20万冊を誇ります

本棚は外側からから見える分だけでなく奥にも隠れています

まるで隠し扉のようです

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すっかり気に入ってしまいややしばらく滞在していました

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図書館は王宮の建物の一部なのですが入口はこのように思いのほか地味です

でもここはウィーンを訪れたなら絶対に行くべき場所

自信をもってお勧めします

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昼ご飯を食べて次に向かったのはウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ

クリムトの作品を観るのが目的でしたが、

歴史博物館兼美術館といったところで作品以外にもいろいろ楽しめるのでお勧めです

地下鉄カールスプラッツ駅から歩いて5分ほど

すぐ側にあるこちらのカール教会の方が目立つので目印になると思います

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階段を上る途中で撮りました

子どもの遊び場を兼ねたパブリックアートといった感じです

ちょっと分かりにくいかもしれませんが父子が楽しそうに遊んでいます

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ヨーロッパを旅する度に思うのですが“男性の育児参加”などという低レベルなものではなく、

女性と共に責任をもって対等に子どもを育てている人が多い気がするんです

子どもへの接し方を見ているとそう思えてなりません

彼らからするときっと当たり前のことなのでしょうね

さてお目当てのクリムトの作品を

驚いたことにNo Photoではありませんでした

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絵を写真に撮っても意味がないかもしれませんが・・・

でもいつか実物を観てみたいと思っていただけたなら幸いです

行くべきところだらけになってしまいますがこのウィーン・ミュージアム・カールスプラッツも必見です

明日は同日の後編をお届けいたします

ウィーンにて(11月16日) [monologue]

昨日は更新できず申し訳ありません

あらためまして11月16日、ウィーンでのお話です

この日の出来事は現地からの更新でお届けいたしましたが蚤の市は残念な結果となりました

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立地が良く、地下鉄の駅を降りた目の前から蚤の市は始まっています

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このため途中で道に迷うことはないのですが、

蚤の市のお隣、ナッシュマルクトの市場を楽しむついでくらいに考えた方がよろしいかと思います

少し歩くと「ウィーン分離派会館」にたどり着きます

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建物自体も素敵ですが地下に展示されておりますクリムトの大作、

ベートーヴェン・フリーズは必見です

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ウィーンは21世紀においても“帝都”を思わせてくれる街

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今は21世紀ですが国立歌劇場のロイヤルボックスに、

ハプスブルグ家の皇帝夫妻が観劇を楽しんでいたとしても全く違和感がありません

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この日はもう一ヶ所蚤の市を巡りましたがそちらも・・・でした

朝から歩き通しだったのでホテルザッハーのカフェで一休み

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オリジナルザッハートルテはもちろん珈琲も美味しくて大満足

常連になったらきっと太ってしまいます

次回はカフェだけでなくゲストとしてホテルザッハーに泊まりたいものです

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珈琲を楽しんだ後はもうひとつお目当てだったひたすらアンティーク巡り

ウィーン滞在中一番歩いた日となりましたが作品を手に入れることはできませんでした

旅はまだ始まったばかりだったとはいえ、

その街ならではの作品をそれぞれの街で手に入れたかったので少し寂しかったです

次の日は日曜日なのでミュージアム巡りに切り替えました

続きはまた明日お話させていただきたいと思います

ウィーンにて(11月15日) [monologue]

実質的な初日であるウィーン二日目

ありがたいことに時差ボケには強いみたいでいつも一眠りすれば目覚めはすっきり!

体内時計がすっかり現地時間に同調するようにできています

ところが今回は交通量の多い通りに面した部屋だったせいか深夜でも車の騒音に悩まされ、

なかなか寝付けず寝たり起きたりを繰り返していました

朝食後外出する際、さすがに部屋を変えてもらうよう頼むと快く応じてくれてこれで一安心

路面電車に乗って早速ウィーン中心部へと向かいます

先ず目指したのはシュテファン大聖堂

800年以上の歴史を誇り、まさしくウィーンのシンボルです

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国内でも国外でも僕は初めて訪れる街では最初の目的地を決めた後は、

次の目的地を訪れるためではなく「街のつくり」を把握するためにとにかく歩きます

あっちに行ったりこっちに行ったりてくてくと・・・

少し歩くと見えてきたのがペストの終焉を記念して建てられた三位一体像

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17世紀に建てられた像が21世紀の街の真ん中でそのまま残っている・・・

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歴史あるヨーロッパならではの光景です

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高級ショッピング街であるコールマルクトを抜けホーフブルク王宮へ

門構え一つを撮るにも全景を写すには超広角レンズが必要

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今日は場所の確認のみなので直ぐまた歩き始めます

やがてたどり着いたのがオークションハウス・ドロテウム

300年の歴史を誇る世界最古のオークションハウスです

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元々は没落貴族を救済するために設置された国営の質屋さんでした

オークションだけではなく定価が決まっているものはその場で買うこともできます

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カフェも併設されています

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美しい品々を見ながらお茶を楽しむのも素敵です

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アンティークジュエリーに関してここで手に入れることはありませんでしたが、

ウィーンの中でもお気に入りの場所となりました

一見の価値、ありです

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ドロテウム周辺にはアンティークディーラーもあります

ただ本場のヴィエンナブロンズはあっても、

本国であるはずなのにオーストリア・ハンガリー帝国時代につくられた、

ルネサンスリバイバルの作品には巡り合えませんでした

これだけ歴史のある街なのにアンティークジュエリーに関しては厳しいものがあり、

ウィーンには作品が無いとは聞いていましたが聞きしに勝るというのが実情で、

早くも一日でそのことを実感することとなりました

この後も時間の許す限りウィーンの街をひたすら歩き、

トラムに乗ってホテルへと戻りました

変えてもらった部屋はとても静かでこの旅で初めてぐっすりと眠ることが出来ました

明日はウィーン滞在二日目のお話です

札幌からウィーンへ(11月14日) [monologue]

旅の始まりは始発列車から

これから24時間以上をかけて最初の目的地ウィーンへと向かいます

始発でなくても間に合うのですが先ずは新千歳空港にたどり着かねば始まりません

今回一番の心配ごとでしたが定刻通り無事新千歳空港に到着

手荷物を預けた後は朝食を買いにローソンへ

7時50分発の飛行機なので朝ごはんはコンビニしか選択肢がありません

朝5時代に自宅を出たのに緊張しているのかあまりお腹が空かなかったので軽めに済ませました

成田行きの飛行機も定刻通り出発

珈琲をいただいた後はほっとしたのか眠気がどっと押し寄せすぐ寝てしまいました

成田では5年の眠りから覚めたノートパソコンからブログを更新

フランクフルト行きも定刻通りの出発しこれまでのところ全く順調です

本を読んだり映画を見たり考え事をしたり・・・

食事もありますし半日の飛行時間もけっこうあっという間でした

渡欧一枚目は機内から撮ったフランクフルト国際空港

成田が小さく見えてしまう圧倒的巨大空港です

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ここからエアベルリンに乗り換えてウィーンへと向かいますが出発まで3時間半もあります

エアベルリンのカウンターで荷物を預け、セキュリティーへと向かいますが何と大行列!

フランクフルトの空港はチェックが厳しくてやたらと没収が多いイメージがありましたが・・・

なかなか自分の順番が来ず3時間半の間は決して長い時間ではないような気がしてきました

やっとの思いで通り抜け、免税店を少しぶらぶら

「腕時計」以外のロレックスを見るのは何だか新鮮です

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エアーベルリンはLCCなので待合室もいたって簡素

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ここから階段を降り、飛行機に乗るためバスへと向かいます

機内の写真は撮りませんでしたがLCCといっても思ったほど安っぽい感じはなく、

客室乗務員の方も丁寧で一時間半のフライトなら十分でした

ちなみに後ろの席だったのですが見渡した限りアジア人の乗客は僕一人でした

眠い目をこすりウィーンの空港に到着したのが現地時間で21時40分

空港では巨大なクリムトのDer Kussが迎えてくれました

空港からは郊外電車(Sバーン)に乗り換え

CATと呼ばれる空港特急もありますが余程急がない限り乗る必要のない列車です

途中の駅で乗り換えも無事済ませやっとの思いでウィーンの宿へ

早速部屋からの景色を撮りました

ウィーンで撮った初めての写真です

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明日はウィーン初日のお話です

カルセドニーのピアス [アンティーク]

ドレッシーなシンプルがあることを知るあなたへ

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イギリス、1900年頃

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Black or White [アンティーク]

作品は一部を除いてほとんど全て白の背景で写真を撮っています

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ローズクォーツの質感を表現するには白よりも黒い背景では?と試してみました

もちろんこれが完成形ではありません

HPに載せるまで撮影はトライ&エラーの連続でボツカットが大量にあります

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洋服に着けるブローチと違い、

指輪は黒色の背景になることはあまりないと思います

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ただ白と違って影が目立たなくなるのでこれはこれでいいかもしれません

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写真では実物を超えることはできません

でも元々の作品が良くなければそもそも美しく撮ることができないのです

そのことを手にとって実感していただけたなら・・・とってもうれしいです

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「新・刑事コロンボ DVDコレクション」を [monologue]

昨年より定期購読しています

売り切れや買い忘れを心配することなく毎号自宅に届けてくれるのでとても便利

本日、今年初となる第18号が送られてきました

今回いつものセットに加えデアゴスティーニ・ジャパン社長より新年のあいさつが添えられていました

何気なしに読んでみたのですが「あけましておめでとう」の挨拶について、

ちょっと面白いトリビアが書かれていたのでご紹介したいと思います

「ー私たちの国日本では、全国どこに行っても正月になると「あけましておめでとう」を新年の挨拶としてかわすのはなぜだろう?と調べてみました。

その由来はある説によると、一年を守護する神、農作を守護する田の神、家を守護する祖霊の歳神(としがみ)が、その年の幸福をもたらすために年のはじめに各家庭を訪れ、人々に健康や幸福を授けるとされていたそうです。

神様を迎えたことを心から喜びあい、その神様への感謝の気持ちを人びとの間でかわした言葉が、願い年月の間に風習となり、個人の宗教や思想に関係なく、正月になると「あけましておめでとう」と挨拶がかわされるようになったそうですー」

あけましておめでとう

それ以外に新年を祝うあいさつの言葉は使いませんし、

あまりになじんでしまって疑問やルーツについて思いを巡らしたこともありませんでした

“あたりまえ”に使われていることも「どうしてだろう?何故だろう?」と考えると、

今まで知らなかった新しい世界、面白い世界に出会えます

新しい年が始まって一週間

日々の日常に流され「今年もあっという間だったな・・・」で終わらせないために、、

知的好奇心をもって一日一日を主体的に楽しみたいです

カメラ(LUMIX GM)について語ったことですが [アンティーク]

アンティークに置き換えみてもぴったりです

いえむしろアンティークのためにある言葉

“その美しさは持つ喜びをあたえる”

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“その美しさは撮る喜びをあたえる”

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撮る難しさをもあたえてくれます

特にオパール

実作品は白地に浮かぶ遊色効果が、

まるで金箔が舞っているかのように輝いています

・・・・・・・

カメラに興味が無い方もきっと気に入ることでしょう

とても素敵なCMです


昨年は [monologue]

趣味としての写真を撮る機会があまりありませんでした

カメラを持ち歩くにもGR DIGITAL Ⅳがほとんどで、

一眼のK-01を持ち出すことはまれでした

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一昨年から昨年にかけて好きだったお店や場所が相次いでなくなってしまい、

街中へ出ることが少なくなったのも原因のひとつだと思います

行きつけの場所でただ言葉を交わすよりも、

カメラを介して人とお話(コミュニケーション)できるのが楽しかったから

2014年

アジト、隠れ家、呼び名は何でもいいから、

今まで知らなかった、居場所になれるような“あたらしいどこか”を見つけたいです

楽しく語り合いながら写真を撮りたい

撮って、撮られてで一方通行で終わることのない写真を

Deep Blue [アンティーク]

ブルーカルセドニーとマルカジットのピアス(元はイヤリングでした)

デザインはもちろんですが一番気に入ったのはこの深い青

単独で光にかざした時と背景がある時とでは、

不思議なくらい色あいが全く異なってきます

知ることができるのは手にされた方だけの特権

イギリス、1920年頃

赤と銀の鮮烈さとはまた趣の異なる、

青でなければ表現できない深い色あいをお楽しみください

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久し振りに猫さん動画を [猫さん動画]

お届けいたします

猫さんは心を平穏にしてくれるもうひとつの存在

できることなら世界中の人に猫さんと一緒に暮らしてもらいたい・・・

そうすれば世界中のあちこちの争い事もきっとなくなっていくから

「猫語の教科書」という本(お勧めです!)にもこう書かれています

ー“絶対に自分の思いどおりにはならない相手”に一途な愛を捧げるという、人間同士では困難に近い無償の行為を実践できるのも、ネコと暮らす人の特権と言えるでしょうー

猫さんで実践できるようになればやがて人間にも実践できるようになる

夢みたいなことを言っているかもしれませんが・・・そう僕は信じています

今年も一人でも多くの人、一猫でも多くの猫さんがともに穏やかで幸せに暮らせますように


2014年 [monologue]

あけましておめでとうございます

新しく始まりました2014年

今年もどうかよろしくお願いいたします

昨年の元旦は新しい年のスタートににふさわしい、

明るく晴れやかな曲をと思いハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲をご紹介いたしました

これから毎年元旦のブログはNew year concertということで、

有名無名ジャンル問わず明るく晴れやかな一曲をお届けしたいと思います

2014年はこちら、有名な曲ですね

In the Mood

それでは、どうぞ



2014年

新しき、美しき年となりますように

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