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宮殿にて [monologue]

ウィーンの街を歩いて感じたことを写真とともに書かせていただきたいと思います

その前にまずは11月18日、ウィーン滞在最終日のお話を少し

宮殿づくしの一日となりましたが内部は残念ながら撮影禁止・・・

ホーフブルク宮は「街の中に街がある」といった様子で一日で全てを見て回るのはほぼ無理

スイス宮、新王宮は次回のお楽しみにとっておいて今回は、

旧王宮の銀器・食卓調度コレクション、シシィ博物館、皇帝居館を見学してきました

入口となるミヒャエル門

端正な、まさに白亜の宮殿といった趣です

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赤いボックスがチケット売り場です

オフシーズンの月曜日、午前の早い時間でしたから混雑することなくすんなり買うことができました

シシィチケットと呼ばれる上記三館共通入場券がお得です

チケット購入日=入場日ではないので(有効期限は購入後一年)、

事前に買っておけば見学日に並ばずに済みます

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ぐるりと一周見渡して

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一枚ではとても収まり切りません

皇妃エリザベートの生涯をテーマにしたシシィミュージアムを見学していると何やら警報音が・・・

係の人の対応は早く、誘導されて即避難

結局装置の誤作動だったようで何事もなく無事だったのですが、

警報音はややしばらく鳴り止まなかったのでさすがにちょっとだけ怖かったです

生涯に渡って美を追求し続けた皇妃エリザベート(愛称はシシィ)

身長172cmで体重は50kg、ウエストのサイズはたった50cm!

実際に彼女の着ていたドレスを見てそのあまりの細さに驚かずにはいられません

いくらコルセットを使っているとはいえ人間のウェストがあそこまで細くなるとは・・・

シシィミュージアムから続く皇帝居館を見学した後は地下鉄に乗ってシェーンブルン宮殿へ

地下鉄シェーンブルン駅は出口も一ヶ所で分かりやすく、

航空写真を使った案内板もこれまた分かりやすい

迷うこともなく歩いて簡単に行くことができます

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壁面の黄色(マリア・テレジア・イエロー)の落着いて穏やかな色あいが好きです

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シェーンブルン宮殿には何と住むことができます!

一般に公開されている部分を除いて居室を賃貸物件として貸し出しているのです

外国人は無理ですが住めるものならぜひ住んでみたい!

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シシィチケットにはここシェーンブルン宮殿の入場料も含まれているので、

並ばずにそのまま入場できてとても便利です

最後はベルヴェデーレ宮殿へ

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クリムトのDer Kuss

いつか原画を観たい・・・

その“いつか”をかなえる日がついにやってきました

作品はこちらベルヴェデーレ宮殿上宮内の19・20世紀絵画館に所蔵されています

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実作品は神々しいことこの上なく、

たとえファインプリントであっても印刷物とはオーラが全く違います

他の作品を見ては引き返し、時間の許す限り何度も観ていました

この世界にはかくも美しい絵が存在するのです

後ろ髪を引かれる思いで上宮を後にし下宮へと向かいます

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上宮と下宮はそれぞれ別チケット(共通券もあり)ですが、

ベルヴェデーレ宮殿にお越しの際はぜひ下宮も訪れてみてください

「黄金の間」は特にお勧めです!

見学を終えると駐車場にはこのような車が・・・

カーゴスペースにはいったい何を入れているのでしょう?

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それぞれの宮殿、内部を写真に撮れないのは非常に残念です

次回もどうぞお楽しみに

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