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優しい人 [monologue]

優しさは生まれもってのものなのでしょうか?

それとも生きていくなかで得ていったものなのでしょうか?

どちらも持ちあわせている人こそが・・・きっと本当に優しい人

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大英帝国エドワード7世王妃クイーン アレクサンドラ

このブログでも何度か書いておりますが僕の大好きな人

今のジョージ王子の曾おばあちゃんのそのまた曾おばあちゃんにあたります

デンマーク王家に連なる名家の生まれですが経済的にはあまり裕福ではなく、

小さな屋敷に暮らし部屋は妹と一緒の屋根裏部屋

着る服も自分たちで作るなど暮らしぶりはいたって質素でした

家庭教師を雇う余裕もなかったため当時の名門の家にしては珍しく両親が教育係を務めました

暮らしぶりはつつましくとも愛情深い両親に大切に育てられ、

自由闊達で幸せな少女時代を過ごしたのです

「ひらきはじめた薔薇のつぼみ」と評され、

ヨーロッパの宮廷で一、二を争うほどに美しく成長したアレクサンドラ

各国から縁談が引きも切らずやってきますが、

ついに大英帝国皇太子エドワードとの婚約が決まります

でもエドワードは生真面目な両親とは似ても似つかない放蕩者の大が付く程の問題児

実母のヴィクトリア女王に「私が死んだらこの国はどうなってしまうのでしょう」とまで書かれる始末

放蕩無頼に明け暮れる皇太子を何とか真人間にしたい

類稀に美しい女性と結婚させれば落ち着いてくれるのでは?

そこで白羽の矢が立ったのがアレクサンドラその人だったのです

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大英帝国皇太子としてエドワードは彼女に惜しみなく宝石を与え、

結婚指輪には彼の愛称BERTIEにちなみ

Beryl・Emerald・Ruby・Turquoise・jacInth・Emeraldがセットされていました

(jacInth:当時のヨーロッパでヒヤシンスと呼ばれていたジルコンの一種)

傍から見ると夢のようですが・・・

男女の間は当人同士でないと分からないとはいえこの結婚は決して幸せなものではありませんでした

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・・・・・・・

お話の続きはまた明日に

こちらは彼女のポートレートを集めた動画です

少し長いですがよかったらぜひご覧ください

美しい永遠のプリンセスです


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