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続いていくこと [monologue]

夜、階段を下りる時、もう電気を点けなくなりました

時々うちの子が階段の途中で寝そべっているので踏んではいけないと思い、

以前は必ず電気を点けているかどうかを確認していたんです

命なきものが壊れたりなくしたりするのとは全然違う

生きているものが、一緒に暮らしているものがいなくなってしまう

覚悟を決めていたとはいえこの喪失感はとても大きい

時間が癒してくれるのかもしれないけれど、

時間を、忘れるための道具とはしたくない

もう過去になってしまったけど

過去は断絶したものではなく積み重ね、やがて未来へと続き受継がれる存在だから

モーニングジュエリーを作らせた人たちの気持ちが今ならよく分かる

目の前にはもういない

でも、つながり続けている

大切に思う気持ちを忘れさえしなければ

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