PENTAX K-01 [カメラ]
GR DIGITAL Ⅳは入院中
一眼レフのK-7も調子がイマイチでいよいよ買い替えが必要な状態
僕にとってデジタルカメラは無くてはならない仕事道具
アンティークの作品を撮影するための必需品です
GRはとても使えるカメラですが一台で全部をまかなうのは厳しそう
一眼レフの必要性を改めて感じ熟考の末本日手に入れたのがこちら
ペンタックスK-01です
新品を購入したのですが3万円を切っていました・・・
こう見えて折り紙つきの高画質なのに・・・在庫処分とはいえ信じられないくらいの安値です
デザインしたのは著名なインダストリアル・デザイナーのマーク・ニューソン氏
デザインが奇抜すぎてあまり一般受けしなかったのかもしれません
発売から僅か1年ほどで生産中止になってしまいました
長年ペンタックスを使用している僕も初めて観た時はこれはないなというのが正直な感想で、
自分が買うことはないと思いつつ・・・でもずっと気になる存在でした
マーク・ニューソン氏は語っています
時を越えた現代的なデザインを備えた最新のデジタルカメラです。
あらゆる無駄を削ぎ落としたコンパクトなボディーに、本格的な機能を装備。
シンプルで整然としたラインは、エレガントで造形的な構成を生みだしています。
一つひとつの素材に至るまで、本格感とクオリティを伝えています。
機会形成のアルミニウムとラバーは、高度なテクノロジーによる
心地良い触感と高い信頼性を持つ人に与えるでしょう。
不朽、信頼、感触
アンティークの仕事をする僕に相応しいカメラかもしれません
一眼レフのK-7も調子がイマイチでいよいよ買い替えが必要な状態
僕にとってデジタルカメラは無くてはならない仕事道具
アンティークの作品を撮影するための必需品です
GRはとても使えるカメラですが一台で全部をまかなうのは厳しそう
一眼レフの必要性を改めて感じ熟考の末本日手に入れたのがこちら
ペンタックスK-01です
新品を購入したのですが3万円を切っていました・・・
こう見えて折り紙つきの高画質なのに・・・在庫処分とはいえ信じられないくらいの安値です
デザインしたのは著名なインダストリアル・デザイナーのマーク・ニューソン氏
デザインが奇抜すぎてあまり一般受けしなかったのかもしれません
発売から僅か1年ほどで生産中止になってしまいました
長年ペンタックスを使用している僕も初めて観た時はこれはないなというのが正直な感想で、
自分が買うことはないと思いつつ・・・でもずっと気になる存在でした
マーク・ニューソン氏は語っています
時を越えた現代的なデザインを備えた最新のデジタルカメラです。
あらゆる無駄を削ぎ落としたコンパクトなボディーに、本格的な機能を装備。
シンプルで整然としたラインは、エレガントで造形的な構成を生みだしています。
一つひとつの素材に至るまで、本格感とクオリティを伝えています。
機会形成のアルミニウムとラバーは、高度なテクノロジーによる
心地良い触感と高い信頼性を持つ人に与えるでしょう。
不朽、信頼、感触
アンティークの仕事をする僕に相応しいカメラかもしれません
望遠ズームレンズ [カメラ]
写真を始めたのは中学生のころ
カメラは高級品で中古といえどおいそれと買えるものではなかった
やっと手に入れた一眼レフ
レンズは50mmの標準レンズ一本きり
ワイドな被写体を写す時は収まるように被写体から離れて撮ろう
遠くの被写体を写す時は自分から近付いて撮ろう
画角の制約がある中で自分で工夫してたった一本のレンズで何でも撮った
高級で高性能な望遠のズームレンズは写真少年の憧れ
でも学生だった僕には憧れのままで終わってしまった
トキナーAT-X828
社会人になってだいぶん経ってからかつての憧れを手に入れることができた
フィルム時代は高性能でもシビアなデジタルの世界では並程度の性能に
価格も発売当時12万円だった高級品が見る影も無い普及品以下のお値段に
複雑な気持ちになったけど手に入れることができてとてもうれしかった
大きく重い、現代の基準では性能の劣る古い望遠ズーム
実際に使うことは少ないけれど
手に入れたものは単なる“物”ではない“憧れの存在”
「物より思い出」
よくそう言うけれど
思い出は物の中にこそある
カメラは高級品で中古といえどおいそれと買えるものではなかった
やっと手に入れた一眼レフ
レンズは50mmの標準レンズ一本きり
ワイドな被写体を写す時は収まるように被写体から離れて撮ろう
遠くの被写体を写す時は自分から近付いて撮ろう
画角の制約がある中で自分で工夫してたった一本のレンズで何でも撮った
高級で高性能な望遠のズームレンズは写真少年の憧れ
でも学生だった僕には憧れのままで終わってしまった
トキナーAT-X828
社会人になってだいぶん経ってからかつての憧れを手に入れることができた
フィルム時代は高性能でもシビアなデジタルの世界では並程度の性能に
価格も発売当時12万円だった高級品が見る影も無い普及品以下のお値段に
複雑な気持ちになったけど手に入れることができてとてもうれしかった
大きく重い、現代の基準では性能の劣る古い望遠ズーム
実際に使うことは少ないけれど
手に入れたものは単なる“物”ではない“憧れの存在”
「物より思い出」
よくそう言うけれど
思い出は物の中にこそある
心のままに光が溶けていく [カメラ]
ふんわりとしたやわらかい光に包まれた花の写真
「何て美しいんだ・・・」
学生だった僕はその写真に目が釘付けになってしまいました
新しく発売されたペンタックスのソフトフォーカスレンズで撮影された、
花の写真の大家、秋山庄太郎先生の作品でした
「このレンズがほしい!」
当時使っていたニコンを下取りにしてペンタックスのカメラを手に入れました
カメラとレンズを結び合わせる「マウント」は各社によって形状が異なっているため、
違うメーカー同士では組み合わせることができなかったのです
デジタル全盛の現在では各社のマウントに対応したアダプターも以前より市民権を得ましたが、
機能の制限や故障の心配もありマウントアダプターを使う人は当時は先ずいませんでした
そのためこのレンズを使うにはカメラをペンタックスにしなければいけなかったのです
レンズの絞りを調節することでソフトの量(度合い)は変化します
絞りを開けるとソフト量は最大になりますが光のにじみが強くなり過ぎる場合があり、
被写体や撮影の状況に応じてソフト量をコントロールしていきます
MAXとMINでソフト量がこれだけ違ってくるのです
決してボケているのではありません
なめらかに溶ける自然な光芒を持ちながらピントの輪郭はあくまでシャープ
フィルターや作り物の画像加工では決して得られない、
唯一無二の描写がこのレンズにはあります
一生使い続けたいレンズです
「何て美しいんだ・・・」
学生だった僕はその写真に目が釘付けになってしまいました
新しく発売されたペンタックスのソフトフォーカスレンズで撮影された、
花の写真の大家、秋山庄太郎先生の作品でした
「このレンズがほしい!」
当時使っていたニコンを下取りにしてペンタックスのカメラを手に入れました
カメラとレンズを結び合わせる「マウント」は各社によって形状が異なっているため、
違うメーカー同士では組み合わせることができなかったのです
デジタル全盛の現在では各社のマウントに対応したアダプターも以前より市民権を得ましたが、
機能の制限や故障の心配もありマウントアダプターを使う人は当時は先ずいませんでした
そのためこのレンズを使うにはカメラをペンタックスにしなければいけなかったのです
レンズの絞りを調節することでソフトの量(度合い)は変化します
絞りを開けるとソフト量は最大になりますが光のにじみが強くなり過ぎる場合があり、
被写体や撮影の状況に応じてソフト量をコントロールしていきます
MAXとMINでソフト量がこれだけ違ってくるのです
決してボケているのではありません
なめらかに溶ける自然な光芒を持ちながらピントの輪郭はあくまでシャープ
フィルターや作り物の画像加工では決して得られない、
唯一無二の描写がこのレンズにはあります
一生使い続けたいレンズです
1964年のフジカ ミニ [カメラ]
1964年のヤシカハーフ17 [カメラ]
一般的なカメラと同じ35mmフィルムを使うカメラなのですが画面サイズが違ってきます。一般的なフィルムカメラの24mm×36mmに対してハーフカメラは24mm×18mmと半分のサイズです。一部の機種を除いてフィルムの進む向きは普通のカメラと同じ横方向なので画面を半分にした分縦が長く横が短いフレーミングとなり、カメラを縦位置にしないと横位置での写真が撮れません。この点は一般的なフィルムカメラとは逆になります。
1959年初代オリンパス ペンが発売されました。非常に廉価なのに高性能、同じフィルムでも二倍撮ることができて経済的な(まだまだフィルムは高価だったのです)ハーフサイズカメラは大ブームになりました。オリンパス ペンのヒットに続けとばかりに各社こぞってハーフサイズカメラを発売していったのです。現在ではブランド名だけが残るヤシカですが、当時は有力メーカーの一角として個性的なハーフサイズカメラを次々に発売していました。
ヤシカのハーフサイズカメラはこの17以外にも14、エレクトロハーフ、セクエル、ラピードといった機種があるのですがどれも中古市場ではほとんど見かけません。特にセクエルとラピードは見つけるのが困難です。このハーフ17はその中でも比較的手に入れやすい方ですが完動品は少ないです。
最初はこの可愛らしいデザイン(公式発表ではありませんがGKインダストリアルによるものだそうです)にひかれて手に入れたのですが、f1.7と当時のハーフサイズカメラの中でも大口径なレンズは意外なくらいのキレの良さを見せてくれ、形だけでなく実用として今でも十分に使うことができます。今の時代はフィルムで写真を撮ったことがただの一度も無いという方も珍しくはなくなっていると思います。写真といえばデジタルというのが当たり前になった世の中ですが、デジタルには無い個性を個性的なフィルムカメラで楽しんでいただける人が一人でも増えていってくれたならうれしいです。
ついに発売! [カメラ]
しかも価格が思っていたよりずっと安くてびっくり!最初に開発が発表された時もブログに書いたのですが、“ピントはシャッターを切る前に合わせる”という至極当然で当たり前“だった”概念が根底から崩される正に革命的な出来事。ネックはレンズを含めた光学系だと思っていたから市販化するまでもう少し時間がかかるかな・・・と思っていたのにあっという間に発売されることになってこれまたびっくりです。
いずれ日本でも市販されると思います。即買うかは疑問ですが、マクロ(接写)にも対応するのなら、僕のショップに掲載するのにとても適していると思われるのですごく興味があります。でも一つだけ、デザインはもう一工夫欲しかったな・・・写真界にとって革命的な出来事なのにこのデザインはあまりに素っ気なさすぎてちょっとがっかり。レンズも屈曲光学系で組めばかなり薄いサイズで作ることができたはず。筒状のルーペを少し長くしただけという感じで、このデザインからは写す喜びや“カメラ”としての楽しみはあまり感じられない。長年写真を撮ってきた人間の一人としてそこはとても残念に思います。
技術的な詳しい解説に興味のある方はこちらをご覧になってみてください(ITmediaニュース)
写真のカメラはキヤノン幻の名機(?)、T80です。キヤノン初のオートフォーカス一眼レフとして大々的に発表されたのですが、直後に世界初の本格的オートフォーカス一眼レフであるミノルタα7000が発売されるとオートフォーカス機としてのアピールを完全に止めてしまいます。両者共オートフォーカス一眼レフであることに変わりはないのですが完成度が全く違います。T80のオートフォーカスは合わせるのに時間がかかりますし、途中でピント合わせに迷ったりもするのではっきり言って手で合わせる方が早いのです。α7000の印象はとても強烈で、当時カメラといえばα7000でした。T80はほとんど忘れられた存在で実用性もあまりないのですが何故だか気に入ってしまい、ずっと後になってから中古で手に入れました。使いにくかったり完成度が低かったりしても、技術の過渡期にあたる製品には何故か不思議な魅力があるものです。
いずれ日本でも市販されると思います。即買うかは疑問ですが、マクロ(接写)にも対応するのなら、僕のショップに掲載するのにとても適していると思われるのですごく興味があります。でも一つだけ、デザインはもう一工夫欲しかったな・・・写真界にとって革命的な出来事なのにこのデザインはあまりに素っ気なさすぎてちょっとがっかり。レンズも屈曲光学系で組めばかなり薄いサイズで作ることができたはず。筒状のルーペを少し長くしただけという感じで、このデザインからは写す喜びや“カメラ”としての楽しみはあまり感じられない。長年写真を撮ってきた人間の一人としてそこはとても残念に思います。
技術的な詳しい解説に興味のある方はこちらをご覧になってみてください(ITmediaニュース)
写真のカメラはキヤノン幻の名機(?)、T80です。キヤノン初のオートフォーカス一眼レフとして大々的に発表されたのですが、直後に世界初の本格的オートフォーカス一眼レフであるミノルタα7000が発売されるとオートフォーカス機としてのアピールを完全に止めてしまいます。両者共オートフォーカス一眼レフであることに変わりはないのですが完成度が全く違います。T80のオートフォーカスは合わせるのに時間がかかりますし、途中でピント合わせに迷ったりもするのではっきり言って手で合わせる方が早いのです。α7000の印象はとても強烈で、当時カメラといえばα7000でした。T80はほとんど忘れられた存在で実用性もあまりないのですが何故だか気に入ってしまい、ずっと後になってから中古で手に入れました。使いにくかったり完成度が低かったりしても、技術の過渡期にあたる製品には何故か不思議な魅力があるものです。
smc PENTAX FA 77mm f1.8 Limited [カメラ]
1976年のリコー オートハーフ E2 [カメラ]
オリンパス PEN FTを別にすればハーフサイズカメラに興味をもったことは一度も無かった。PEN FTは一眼レフだから自分で撮影のための操作をすることができるけど、オートハーフはほぼ何もできない。シャッタースピードは1/30秒と1/125秒の二段階しかないし、ピントも固定で調整不可。巻上げは自動だけど、ドイツのロボットみたいに連写ができる訳ではない。これではまともな写真なんか撮れないと思い込んでいたのだけど・・・デザインに惹かれて買ってみるとこれがまたよく写る!露出計も意外にも正確でリバーサルフィルムでも躊躇なく撮れる。
押すだけで簡単なカメラだけど適当でもイージーでも無い。一度分解して分かったけど(元に戻すことは出来なかった・・・)この小さなサイズにメカがぎっしりと詰まっていて、まさに精密光学機械だった。カメラがカメラであった時代の残り香。デジタル一眼レフも使うようになったけど、フィルムで写真を撮ることはやめられそうにない。
ペンタックスK-7のデジタルフィルターでちょっと遊んでみる。フィルムでは難しい、こういうデジタルならではの機能を楽しんでみるのもまた面白い。
PENTAX K & Q [カメラ]
明日、17時まで新宿高島屋で「PENTAX Q体験イベント」が開かれている。普段札幌で暮らしていて別に不便を感じていないけど、こういう都内でしか行われないイベントがあると首都圏在住の方はいいなって思ってしまう。ぜひ見に行きたかったけど、さすがにこのためだけに飛行機に乗ってというのはちょっと難しいもの。
発売日が8/31に決まったPENTAX Qには個人的にけっこう期待している。実機を見ないと何とも言えない部分はもちろんあるけど、遊び道具ではなくカメラとしての基本がしっかりしていると感じさせてくれるところがいい。そしてあのコンパクトさ。レンズ交換ができるのにGRデジタルより小さいところがすごい!しかも横幅はiPhone 4よりもさらに短いのだから、24時間いつでもどこでも写真を撮れるチャンスがあるということ。「作品」を意識して撮るのとはまた違った写真の世界が広がりそうで、考えただけでとても楽しくなってくる。
写真はPENTAX Kマウントの名機MZ-3だけど、このコンセプトでこのサイズのデジタル一眼レフが出てくれたらすごくうれしい。デジタルだからこそ逆に難しいのかもしれないけど。レンズはsmc PENTAX F SOFT 85mm f2.8です。ソフトフォーカスが大好きで、4本も持っているのは美しい存在をより美しく撮りたいから。ソフトフォーカスレンズだけを持ってふらりと旅に出たい。まだ行ったことのないどこか遠くの国へ。好奇心。知らない誰かと話がしたい。
PENTAXとRICOH [カメラ]
RICOHがHOYAのデジタルカメラ部門であるPENTAXイメージング・システムを買収することになった。複雑な気持ちだけど、写真やカメラの魅力を何も分かっていない(言いすぎかな?)HOYAの下に居続けるよりはよかったかもしれない。
僕とPENTAXとの付き合いはsuperA以来20年を超える。キヤノン、ニコンには目もくれず、コンパクトも含めて10台のペンタックスカメラと8本のsmcレンズを使い続けている、自分で言うのも何だけど非常にコアなファンの一人だ。ドイツのフォクトレンダーと同じように会社としてはもう存在していなくて、PENTAXというブランドが残るのみだけど、それでも日本で最初に一眼レフを作り、数々の世界初を打ち立てたペンタックスの栄光は決して消えることなく永遠に輝いている。
RICOHならHOYAのようにぞんざいに扱わず、両者の良いところを合わせた素晴らしいカメラを作り続けてくれると思う。これからのPENTAXとRICOHに期待しよう。一眼レフでもミラーレスでもコンパクトでも、この二つが組んだらとんでもなく面白いものを作ってくれそう!
1976年のペンタックスK2DMD [カメラ]
写真を撮影した“後”でもピントを自由に合わせることができる・・・写真におけるまさに革命的出来事だね。長年写真をやっているけどそんなこと考えたこともなかった。オートフォーカスにせよマニュアルフォーカスにせよ“ピントはシャッターを切る前に行うもの”という前提が根底から覆されることになる。実際に市販されるとしたらすごいね。買う、買わないは別にしてデモをぜひ見てみたい。初めてミノルタのα7000を触った時のような感動を味わえる気がするから。
でもカメラは自社で生産するって記事にはあるけど、どこかのメーカーにOEMを頼むとかじゃなくて一からラインを立ち上げるんだろうか?カメラ・光学製造のノウハウのある会社じゃないのにどうするのだろう?電子機器は何とかなるにせよレンズはどうなるんだろう?ひょっとしたらデザインも含めて既存のカメラとは全く別次元の製品になっているのかもしれない。
かつてカメラの操作は難しく、いつもじゃないけど写真には失敗がつきものだった。現像が上がるまでちゃんと写っているかも分からない。プロカメラマンが真っ先にフィルムからデジタルに替えたのも至極当然のことだった。僕もWeb Shopやこのブログに載せている写真はペンタックスK-7を使っている。でも本当に残したい写真、作品を意識して撮るのはあくまでフィルム。このK2DMDもそんな愛すべき一台のひとつ。“写真を撮った”と感じさせてくれるのはフィルムカメラだけ。カメラの概念がどんなに変わっても、フィルムだけは永遠に無くならないでもらいたい。
この試作機よりももっと貴重なライカが [カメラ]
実は日本にあるんです!ただ、今はどこでどのように保管されているのかは分かりませんが・・・。2009年まで栃木県益子市にあった『ペンタックスカメラ博物館』に所蔵されていた『ウルライカ』がそれです。ウルライカは今回132万ユーロで落札されたヌルライカに遡ること10年前にオスカー・バルナックによってたった2台だけつくられた、本当のライカの始祖と呼べるカメラなんです。これはオークションではなく、ライカの日本での輸入総代理店であったシュミット商会のオーナーから寄贈されたものです。今もし万が一オークションに売りに出したらこの金額はもちろん軽く超えるはずで、最終的にいくらになるのか想像もつきません。ペンタックスを合併したHOYAが多分今でも所蔵してるのでしょうけど、博物館が閉館された今ではもう一般の人が見ることのできる機会は残念ながらまずないでしょう。僕は幸運にも閉館される前に見学することができましたが、できることならもう一度再開してほしい博物館です。
そういえばライカも [カメラ]
LVMH傘下だった。
2009年に出た「ライカM7エルメスエディション」もそういった関係があったからこそ実現したんだろうね。全世界200台限定、お値段なんと140万円(当時)。とてもじゃないけど買えない・・・。でもきっと撮影用ではなくて完全なコレクションアイテムになってしまうんだろうなー。
今は“カメラと言えばデジタル”の世の中。ちょっとさみしいことだけど、その分フィルムカメラが本当に信じられないくらい安く手に入る。それはライカでさえも例外ではなく、M2、M3あたりだと十分程度のいいものでも8~9万円で済むものが珍しくなくなった。実際の撮影では他のフィルムカメラに比べてもはるかに使いにくいカメラなのだけど、それでも昔からずっと欲しかった。往年のプロカメラマンへの憧れも関係してると思う。何となくライカだったら彼らの様な素晴らしい、いい写真が撮れそうで。やっぱりいつかは手に入れたいな。
PENTAX K-5 [カメラ]
ミノルタ オートコード(二眼レフカメラ) [カメラ]
旅のお供に持って行ったけど残念ながらロンドンでの出番はほとんど無し。タワーブリッジの近くに係留されている軍艦ベルファスト号(有料)の船上からテムズ河沿いの風景をほんの少し撮ったくらい。もちろん撮ったらすぐにバッグにしまった。日本にいた時の感覚だと最新式のデジタル一眼レフの方が盗難等の危険が高く、古い二眼レフなんて関心を持たれないと思っていたけど、そんなことは無いとロンドン在住の方に教えられた。大事なカメラを異国で奪われるなんて嫌だから言いつけを守って街中でカメラを出して写真を撮るような真似はけっしてしなかった。めちゃくちゃ治安が悪いというわけではないけれど、ロンドンは決して油断のできない街。でもとても魅力にあふれている街。もっと長くロンドンにいたかった。日本に帰らなきゃならないのがとても信じられなかったもの。
今日は帰国早々だけどどうしてもこなさなきゃならない用事があってちょっと大変な一日だった・・・。写真はまだ現像してないけど落ち着いたらロンドン旅日記を書こうと思ってます。
にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑
「写真ブログランキング」への参加を始めました。コメント・足跡代わりに応援のクリックをよろしくお願いいたします。