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意識と無意識 [岡本太郎さんの言葉]

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自分でコントロールできない意識なんて無い。
気がつけばいいんだ。

現在にないものは永久にない [岡本太郎さんの言葉]

「お互いに」とか、「みんなでやろう」とは、
言わないことにしなければいけません。
「誰かが」ではなく、「自分が」であり、
また「いまは駄目だけれども、いつかきっとそうなる」、
「徐々に」という一見誠実そうなのも、ゴマカシです。
この瞬間に徹底する。
「自分が、現在、すでにそうである」と言わなければならないのです。
現在にないものは永久にないというのが私の哲学です。
逆に言えば、将来あるものならば必ず現在ある。

本職 [岡本太郎さんの言葉]

ある人が言った。
「あなたは絵描きさんでありながら、さかんに文章も書くし、
いったいどっちが本職ですか」
「本職?そんなのありませんよ。バカバカしい。
もしどうしても本職って言うんなら、『人間』ですね」
みんなが笑う。どうして笑うんだろう。
生きがいをもって猛烈に生きること。
自分のうちにある、いいようのない生命感、神秘のようなもの、
それを太々とぶつけ出したい。

片思い [岡本太郎さんの言葉]

たとえば片思いも立派な恋愛なんだ。
自分が片思いしている。そう思っているときの方が強烈だ。
つまり、相思相愛、おめでたいのが恋愛ではなくて、
片思いが恋愛だといえる。
必ずしも相手がこちらを意識しなくてもいいんだ。
こちらが相手とであったという気持ちがあれば、それがほんとうの出会いで、
自己発見なんだ。
れんあいというものは、こちらが惚れれば惚れるほど、
よろこびと同時に心配や不安といったものが起こってくる。

夫婦 [岡本太郎さんの言葉]

夫婦である以前の、無条件な男、女であるという立場。
新鮮な関係にあるようにしていかなければ一緒にいる意味がない。
密着していると同時に離れている、
純粋な関係を保っていく必要がある。

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運命(その3) [岡本太郎さんの言葉]

「出る釘は打たれる」-耐えなければならない運命というものを、
ナマに、ひしひしと感じとった思い出がある。小学校二、三年の頃。
考えてみれば、その時代から、今日に至るまでぼくは少しも変わっていない。

人生 [岡本太郎さんの言葉]

人間だれでもが障害者なのだ。たとえ気どった格好をしてみても、
八頭身であろうが、それをもし見えない鏡に映してみたら、それぞれの
絶望的な形でひんまがっている。しかし人間は、切実な人間こそは、
自分のゆがみに残酷な対決をしながら、また撫でいたわりながら、
人生の局面を貫いて生き、進んでいくのだ。

運命(その2) [岡本太郎さんの言葉]

一人ひとり、になう運命が栄光に輝くことも、
また惨めであることも、ともに巨大なドラマとして終わるのだ。
人類全体の運命もそれと同じようにいつかは消える。
無目的にふくらみ、輝いて、最後に爆発する。
平然と人類がこの世から去るとしたら、
それがぼくには光栄だと思える。

不条理 [岡本太郎さんの言葉]

賭けとおし、貫いて運命を生きる、そのためにつまらぬ目にあい、
不条理に痛めつけられても、それはむしろ嬉しい条件として笑って貫き
とおす人間でありたい。ふりかかってくる災いは、あたかも恋人を
抱き入れるように受ける。

自信 [岡本太郎さんの言葉]

自信なんてことを目標にしなくていい。また、すべきじゃない。
自信なんてことを考えるから、人の目が気になるんだ。
ぼくは自信があるとは思っていない。自信なんてものは、どうでもいいじゃないか。
そんなもので行動したら、ロクなことはないと思う。
ほんとうは人なんかキミのことを、全然見ちゃいないのかもしれないんだよ。
人の目を意識するような者にかぎって、人から見られもしないし
問題にもされていない場合がほとんどだ。
自信に満ちて見えると言われるけれど、ぼく自身は自分を終始、
落ちこませているんだ。徹底的に自分を追いつめ、自信を持ちたいなどという
卑しい考えを持たないように、突き放す。

うまいから [岡本太郎さんの言葉]

うまいから価値が有るんだというような言い方、考え方はまちがいだし、
危険なのです。

社会 [岡本太郎さんの言葉]

ぼくは全人間的に社会的な問題にも発言して、
絵はもちろん描くが、その他のことでも、
いろいろな問題とぶつかって日本で闘っていきたい。

泥沼 [岡本太郎さんの言葉]

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泥沼に入るなら入ったでいいじゃないか。
泥沼を怖れてヘッピリ腰、びくびくしながら、
彼女を恋いこがれているんじゃ意味はないね。

人間らしく [岡本太郎さんの言葉]

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自分らしくある必要はない。
むしろ、“人間らしく”生きる道を考えてほしい。

美人 [岡本太郎さんの言葉]

どんなにすごい美人にでも、無視されてもいいから、彼女のそばで、
気持ちをひらけばいいんだ。愛情を素直に彼女に示すんだ。その結果、
彼女から答えが得られようが得られ無かろうが、お返しを期待せず
自分の心をひらくことで、自分自身が救われるはずだ。
あの人は美しいとか、美しくないとか決めてしまうことがイヤしいことなんだ。

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