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時分の花とは [アンティーク]

もともとは世阿弥が能について書かれた書(風姿花伝)の中にある言葉です

時分の花は人生の中で誰もが咲かせることができる文字通り一時の花

その時期を過ぎてもなお輝き続けることのできる人こそまことの花を咲かせる人

ハートオパールとダイヤモンドのクラスターリング

とっても可愛らしいデザインです

ちょっと可愛すぎますか?

若いうちはいいけど・・・と不安に思うこともあるかもしれません

でも、心配はご無用です

いつにてもともに輝くことができる

まことの花を咲かせたあなたなら

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お問い合わせはお気軽にどうぞ

Webショップはこちらです→

それは“眼鏡”ですが [アンティーク]

現代の眼鏡と違って直接身に着けることができません

使う時はルーペのようにその都度手に持つ必要があります

何故見るためにその都度手に持たねばならないのでしょうか?

答えは耳に乗せるための“つる”がないからです

鼻に掛けるための鼻あてやバネがあれば鼻眼鏡(フィンチ)として使えますが、

それさえもありません

そういった“身に着ける”ための工夫や機構は一切備えていないのです

それってちょっと不便かも・・・きっとそう思われることでしょう

確かに不便かもしれません・・・でも、

「静かに取り出してその都度さりげなく使う」

優美で素敵な振舞いではありませんか

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ロニエットのつづりはLorgnette

フランス語で柄付き眼鏡、オペラグラスのことですが、

ジュエリー用語として英語圏でも定着そのまま定着しています

ほとんどは金または銀製ですがべっ甲やアイボリーを使ったものもあります

古いものほど柄が短いという特徴があります

ヨーロッパで眼鏡が実用化されたのは13世紀になってからですが、

既に古代エジプトの時代には物を見る際の補助としてレンズが発見され、

ローマ皇帝ネロにいたっては、

エメラルドをレンズにした手持ち眼鏡を所有していたという記録も残っています

(眼鏡として使うためにはエメラルドの中でもインクルージョンの少ないものを選ぶ必要があること、割れやすい石であるということからもし本当に作られていたとしたら希少で相当大きな原石を使っていたに違いありません。もしかすると今もローマの地下深くどこかで眠っているのかもしれませんね)

13世紀に発明されてから長い間眼鏡は手に持つか鼻に掛けるかして使われていましたが、

ようやく17世紀に入ってから紐で耳に掛けられるようになり、

18世紀の前半には現在のような“つる”のついた一体型のフレームも発明されました

もうこの時点で既に使おうと思えば簡単に身に着けることのできるものだったのです

同じ眼鏡なのにどうしてロニエットは身に着けることができないのでしょう?

それは「レディーたるもの人前で眼鏡を着けるなどどいうのははしたないこと」

とされていたからなのです

もともと男性の場合でも18世紀頃まで目上の人の前で眼鏡をかけるのは、

マナーに反することとされていました

さらに19世紀ヴィクトリア朝の時代、女性はことさらに女性らしさを求められ、

「家庭の天使」として貞淑な良妻賢母が理想とされており、

自立や自由を求めたり少しでも能動的、行動的とされる振舞いは白眼視されていたのです

儚げでしおらしく外見も健康的であるというよりも、

むしろ病弱に見えるくらい青白い方がよいとされる社会だったのです

ヴィクトリア朝のイギリスも末期になると大分違ってくるようになりますが

自分のことを棚に上げて女性に対してああしろこうしろあれするなこれするなと言う男は

現代においてもそうですが自信の無さの裏返しのようなものだと思いますが、

厳しい階級社会においては「規範」は現代よりはるかに重要な存在だったのです

単なる眼鏡ではないレディーが使うのに相応しい優美さをもつもの

それがロニエットなのです

やがて20世紀になると、

さすがにもう人前で眼鏡を着けてもはしたないとされることなどはなくなりました

ではロニエットは19世紀でついえてしまったのでしょうか?

決してそのようなことはなくアールデコの時代まで作られていました

ただ眼鏡を使うなら誰でもできること

誰かに求められるのではなく自分から優美さを求める女性のために作られた作品

たとえ実用に使うものであっても実用一辺倒ではつまらない

より優雅に、よりおしゃれに

美意識のなせるわざなのです

ロニエットは大別するとレンズが外に露出してあるものと収納されているものとに分かれます

レンズが露出しているタイプはレンズを重ねた状態でそのままルーペとして仕えて便利ですが

優美さを求める女性には外からは分からない、

レンズを収容したタイプをこそ使っていただきたいです

フランス、1920年頃

近々Webショップに掲載予定です

銀のチェーンはサンプルですが細身ですっきりしています

気に入っていただける方には一緒にお付けしますので、

どうぞお気軽にお声をかけていただけたらうれしいです

ずっと [アンティーク]

お声がかからない作品も、扱っている作品の中にはあります

Webでもフェアでも

一度もきかれたりお問い合わせのメールを受けたことがない作品が

気付いてもらえていないのかな?

あるのは分かっているけどそもそもお好みでないのかな?

「実際に」どう思われているのか

無音の中にあってそれを知るのはなかなかに難しい

誰かに受継がれるその時まで

僕の存在は中継地点

アンティークは売りものだけど

単なる売りものではなくて

でもこんなことを言っている時点で

商売人としてはまるでダメ、全然失格なのかも

もっと商売人としてのレベルが高くて

販売能力のある方に仕入れてもらった方が作品たちにとって幸せだったのでは?

時々そう思うこともあります

あるべきなのは身に着けることができる女性のもと

どんなに好きでも身に着けることのできない僕のもとではないのですから

でも・・・

作品たちは全然気にしていないと思っています

右から左にどんどんどとはいかなくとも

作品の長い歴史からしたら僅かな時間なのですもの

言葉を話す人間同士でも本当に思ってることはなかなか分からないのに

もの言わぬ作品のことをまるで自分に言い聞かせるように

勝手に思い込んで断言するなんて滑稽極まりないかもしれないけど

そう信じることができるんです

作品を手にとり、身に着けることによって

その美しさで心に希望のあかりがともってくれたなら

とてもうれしい

受継がれた方、作品、そして僕

このうれしさと幸せの輪を広げていきたいです

長い言葉を読んでいただきありがとうございました

明日もどうか良い一日を

おやすみなさい

それでも [アンティーク]

人は人を想うことをやめない

今までも

今も

そしてこれからも

アンティークジュエリー

そのことを証明し続ける歴史の証人

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“ピーチ&グレープ” [アンティーク]

この美味しそうな名前はこちらの器のパターン名のこと

シェリーのカップ&ソーサー

先日のアンティークフェアin新宿にて同業者さんより買わせていただきました

仕事のためではなく完全な自分用にです

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本来ならこれにケーキ皿がついて“トリオ”となるのですが、

どうしてもないとダメ!ということはないので全然OKです!

売ってくださった方がおっしゃっていたのですが、

アメリカ人のコレクターはケーキ皿の有無は特にこだわらないのに対し、

イギリス人コレクターだとやはりトリオとしてのセットにこだわるのだそうです

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この八角形の形はクイーンアンシェイプと言ってシェリーの中でも特に人気があり、

自分用にひとつ欲しいなーと前々から思っていたので今回の出会いに感謝です

またこの形はデザイン優先では決してなく、

試しに飲んでみたところ意外なくらい飲みやすいので実用にも最適です

北海道は秋から冬へと向かいつつあります

(札幌近郊の中山峠では本日今年初の積雪を記録しました)

これからどんどん寒くなる季節

あたたかい飲みものが欠かせなくなります

アンティークの器で楽しんでいただける方が増えてくれたら・・・

僕はとってもうれしいです

アンティークフェアin新宿での [アンティーク]

ブースのポジションが決まりました!

ありがたいことに前回と同じ場所での出店です

はじめましての方はこちらのMAPをご参照ください

(画像をクリック→リンク先で再クリックにより拡大します)

(アンティークフェアin新宿公式サイトはこちら→)

第29回アンティークフェアin新宿出店ポジション

アンティークは過ぎ去りしものではありません

時を超え、21世紀の今なお輝き続けている

そしてその美しさは現代だけでは終わりません

未来へ受け継がれる美しさなのです

優しく美しい作品をこの機会にぜひどうぞご覧ください

店主心よりお待ち申し上げております

アンティークバックルリング [アンティーク]

ちょっと珍しいバックルリングをご紹介します

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お互いを結びつけるもの

愛情や友情の絆の証、象徴

ベルトのバックルをモチーフにしたジュエリーはヴィクトリア朝の頃から人気があり、

リングの他にブローチの作品にも意匠が見てとれます

人気のあるデザインなので割と見かけやすいのですが、

こちらはバックルリングのなかでもちょっと珍しい特徴があります

バックルリングは宝石がセットされていないものの方が多く、

その代わりにリング全体に見事な彫込で装飾を施し、

(バックル部以外はプレーンなものもあり)

もし現実にこんな素晴らしいベルトがあったらぜひ身に着けてみたい!

そう思わせてくれるものが多いです

宝石がセットされている作品もその場合はほとんどがダイヤモンド

まれにルビーや真珠がセットされているものもありますが、

こちらのようにムーンストーンをセットしているバックルリングは見たことがありません

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「ムーンストーンのリング」とこれから出会うことはあっても、

「ムーンストーンをセットしたバックルリング」との出会いはこれっきりかもしれません

一点もののアンティークの中でも特に稀有な出会いとなりました

小ぶりですがムーンストーンならではの青いシラーが浮かび、

また厚み(高さ)があるのでサイズ以上に立体感が感じられます

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よーく見るとさりげなく爪留めもされており職人の方の高い技術が見てとれます

他にはご覧のとおり髪がセットされ、またブラックエナメルが施されています

髪がセットされたバックルリングも探せばありますが

エナメルが施された作品は意外に少なく宝石ありのものより見かけません

こちらは宝石がセットされ(しかもムーンストーン)、

髪のセットにエナメルまでもが施され、

そしてもちろんリング全体に見事な彫込みがされている

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全てを揃えた贅沢で凝ったバックルリングなのです

In Memory of H.V.(H.V.を偲んで)とのメッセージが刻まれています

この指輪を捧げられた女性はきっとムーンストーンを愛していたのでしょうね・・・

10/9、10、11日開催のアンティークフェアin新宿に持参いたします

髪がセットされていると引いてしまう方も多いかとは思いますが、

大切な人のことを思って作られたリングです

もしよかったら他の作品と一緒に見てくださったらうれしいです

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イギリス(チェスター)、1897年

15金、サイズは14号です

エナメルを見て [アンティーク]

原理が同じだからといって琺瑯(ホーロー)とか七宝焼きとは呼ばず、

そのままにエナメル、またはエマイユと呼んでいただけたならうれしいです

琺瑯は下地の金属に鉄を使う日用品ですし、

七宝焼きは文化財となっているものは器が主だからです

「エナメル」

ジュエリーにご興味のない方でしたらエナメルといえば靴やバッグ等で、

光沢のあるエナメル塗料を施したものを思い浮かべることでしょう

エナメル=ジュエリーとはなかなか結びつかないのかもしれません

もったいない・・・

こんなにも美しいのに・・・

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エナメルとは簡単に書くとこうです

「金属にペースト状にしたガラス質を塗って焼付たもの」

簡単に書きましたが実際の制作は簡単とは全く無縁のものです

(こちらの記事もご参照ください→)

エナメルは紀元前1700年頃の古代メソポタミア(中近東)を起源とし、

西洋にも東洋にも技術が伝搬していきました

日本で一番古いものは7世紀中頃の古墳から出土したもの

誕生から二千年以上かけてようやく東の果てへとたどり着いたのです

ちなみになぜ日本ではエナメルを七宝焼きと呼ぶのでしょうか?

七宝(正しい読み方は「しっぽう」ではなく「しちほう」)とは、

仏教用語で仏教の世界で極楽を装飾する七つの宝もののこと

七つの宝とは金、銀、瑠璃(ラピスラズリ)、玻璃(無色の水晶)、硨磲(シャコ貝)、

珊瑚、瑪瑙のことですがこれも宗派によって違いがあり、

般若経では硨磲の代わりに琥珀となっており、

法華経では硨磲と珊瑚が琥珀と真珠になっています

奈良時代以降ジュエリー(装身具)を身に着けることのなくなった日本ですが、

身に着けることはなくとも仏教伝来以来これら七宝は貴重な宝物として尊重され、

七宝焼きは七宝をちりばめたかのように美しいから、

あるいは焼成を七回(以上)行うことから、

七つ焼いて宝物になる=七宝焼きと言われるようになったと言われています

エナメルの語源は日本語よりずっとシンプルで宗教とのかかわりは特になく、

古い英語(アングロ=ノルマン語)の“enamailler”から来ています

(enはinで中に(へ)、内部、内側amillerはmelで溶けるを表しています)

日本よりずっとエナメルの歴史のある西洋においても宗教との関わりがエナメルにはありました

宝石の加工技術がまだまだ未熟だった時代、

特に東ローマ帝国で美しいエナメルで装飾された聖具が盛んに制作されました

美しいものを生み出さない宗教など宗教ではないと言わんばかりに・・・

時代を経ていくごとに様々なエナメルの技法が生み出され、

一度目の最盛期はルネサンスの時代でした

やがて宝石の加工技術の発達とともに宝石をセットしたジュエリーに主役を譲りましたが、

技術がついえてロストテクノロジー化することはありませんでした

その透明感、色石以上の色の強さ、ガラス質ゆえの光沢感、デザインの細密さといった、

宝石とはまた趣の異なる美しさが人の心を引き付けてやまなかったからなのでしょう

また決して色が褪せないという特性を活かした肖像の需要があり、

髪の毛や肌の質感まで忠実に再現されてなおかつ持ち運びができ、

いつも傍に置いておけるエナメルは非常に重宝されたのです

そんなエナメルの第二の隆盛は19世紀末から20世紀にかけてのアールヌーヴォーの時代

アールヌーヴォー期のエナメルといえば、

フランスのプリカジュールをまず思い浮かべると思います

でももうひとつ、北の国で輝くエナメルがあったのです

それが北欧ノルウェーのエナメルの作品

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僕がノルウェーのエナメルに惹かれるのは僕自身北国生まれでこの風土を愛してるから

北欧のエナメルジュエリー

北の国を好きでいてくれる人に受継いでいただけたならとってもうれしいです

誰かが言いました [アンティーク]

「大きいことはいいことだ」

一理あります

悪目立ちはNGですが大きくて存在感があるのはやはり素晴らしいこと

では小さいものはどうでしょう?

良くなきことなのでしょうか?

いいえ決してそんなことはありません

たとえばこちらのリング

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石そのもののサイズは小さいのですが、

セットされているのはルビー、サファイア、真珠(シードパール)と、

なかなかに贅沢な組合せ

小ささゆえの可愛らしさ、合わせやすさも魅力です

大きいことがいいように小さいこともまたいいこと

改めてそのことに気づかせてくれたリングです

イギリス(バーミンガム)、1886年

15金でサイズは14号です

来月のアンティークフェアin新宿にも持参いたします

写真では伝わりにくかった“合わせやすさ”

小さなトリコロールカラーの可愛らしさを見ていただけたならとってもうれしいです

ムーンリバー [アンティーク]

月の光浮かぶムーンリバー
1マイルよりもっと広い川
いつの日か私は胸を張ってあなたを越え
憧れのあの向こう岸へと渡ってみせる
幼いころから私に夢を与え
その夢を打ち砕きもした
けれどこの先どんなに変わっていってしまっても
私はあなたとともにありたい

二人は世界を見るために旅へと出ていった流れ者
見るべきもの、たくさんの知りたいことがこの世界にはあふれてる
旅の終着点はあの虹の端にと決めているの
私たちはあの曲がり角の向こう側にある
同じ見果てぬ夢を追い求めているの
古き心の友
月の光浮かぶムーンリバー
あなたと私で



「ティファニーで朝食を」の主題歌でおなじみのムーンリバー

FLY ME TO THE MOONと同じで男性女性どちらが歌ってもお似合いの曲

かなり抽象的な詞で(アメリカ人にも詞の意味が分からないと言われるくらい)

直訳すると何のことかさっぱりになってしまいます

その分解釈の幅は広いのでこのように意訳で全然良いと考えています

ムーンリバーという名前の川はありませんが

作詞されたジョニー・マーサーの生まれ故郷の川がモデルとなっています

月の光浮かぶムーンリバー

ムーンストーンに浮かぶのもまた月の光

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例えるなら [アンティーク]

僕の存在は大海に浮かぶ手紙の入ったボトルの様

気づいてもらえるなんて奇跡としか言いようがないです

本当に、ありがとうございます

何度か書いているからよく読んでくださっている方はご存知かと思いますが、

子どものころから人の輪をつくることができずに生きてきたから

大人になった今でもどうしていけばいいか

知ってもらい方、広げてゆき方

そのことが分からない・・・

試行錯誤しているけど現実的にはどうなのだろう?

商いをする者として致命的欠陥の持ち主だけど・・・

ネガティブは趣味じゃないから

という訳で今日も明日も明後日も

アンティークの素晴らしさをお伝えしたく生きてる限り24時間絶賛営業中

そして年二回の首都圏でのお披露目となりますアンティークフェアin新宿

開催まであと3週間あまり

歴史を受継いでみませんか?

優しい美しさとともに

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はかなきなればこそ [アンティーク]

ジュエリーといえば稀少で高価な宝石を使った宝飾品というイメージをがあると思います

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宝石がセットされていないと…ジュエリーと呼べないのでしょうか?

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いいえ、決してそのようなことはありません

宝石をセットせずともその美しさはまぎれもなくジュエリー

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舞い散る桜の花を見てもののあはれを感じるように、

日本人の心にははかなきものの美を尊ぶ文化があります

人もまたはかなきもの

いずれはこの世界から消えゆく存在

なればこそ同じはかなきものに美を感じるのはごく自然なことなのかもしれません

でも美ははかなきものにだけ存在するのではありません

決して枯れることも色褪せることもない永遠不変のエナメルの美の花

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はかなき存在であればこそ永遠の美を求めたい

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今こそ身につけてみませんか?永遠に色褪せぬエナメルのジュエリーを

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イギリス(バーミンガム)、1912年

サイズは縦約0.6cm×横約5cm

本日ショップに掲載いたしました→(こちらです)

どうぞお気軽にお問合せくださいますよう

10月9、10、11日 [アンティーク]

「あれ?10月の三連休って10、11、12日じゃなかった?」

おっしゃる通りです

忘れてならない大切なイベント

連休の始まる一日前から開催されるのはこちら、

「第29回アンティークフェアin新宿」です

第29回アンティークフェアin新宿

(公式ホームページはこちらからどうぞ→)

もちろん僕も出展します

都内で開催されるフェアにもっとたくさん出展できたらいいのですが・・・

海を越えないとたどり着けない遠方在住のため事ある毎にはなかなか難しいです

でも年二回5月と10月のアンティークフェアin新宿にはこれからも必ず出展します

「私らしさを語れるもの」として作品を選んでいただけたなら

こんなにうれしいことはありません

10/9金曜日より、新宿で心よりお待ちしております

装い [アンティーク]

街を歩いていると“結婚式に出席する人”を見かけることがあります

でも結婚式という晴れの場、あらたまった席に参加するんだったらもうちょっと・・・

と感じてしまうことが多くなりました

主役である新婦さんがかすんでしまうような過度なおしゃれはもちろん厳禁ですが、

もう少し華やかにドレスアップすればいいのに・・・と思ってしまうんです

カジュアルでは一応ありませんが“ドレス”と呼ぶに値しない、

どこかチープさを感じさせる装いが昔に比べて多いと感じるんです

日常のファッションがカジュアル全盛でドレスアップの機会が少ないからなのかも

でもレンタルでもお買い上げでも探せばもっと良い装いがきっと見つかるはず

結婚式以外でも高級なレストランやお店などに出かけて経験を積むのは大切なこと

頻繁に行けなくても意識して出かけるのと何もしないでいるのでは雲泥の差

たとえ少しずつでも積み重ねていけばいざというときの行いが全然違ってきます

カジュアル全盛な世なればこそ

流されない“自分”でいるためには上質な装いを使いこなすことが大切

装いはお洋服だけではもちろんありません

ジュエリーがなければ本当の装いとはいえないのです

21世紀の現代に百年前のアンティークを身に着ける

きっと気が付くことでしょう

存在感がありながら決してそこだけ浮いてはいないということに

アンティークジュエリー

「時分の花」から「まことの花」へ

あなたを変えていくもの

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スノーフレークブローチ [アンティーク]

自然界には「六角形」のものがたくさん見られます

細胞、水の分子、ハチの巣、亀の甲羅、昆虫の複眼、縄張りの仕切の形、柱状節理、

対流、水晶の結晶、雪の結晶の形

地球以外に目を向けると例えば土星どいえば縞模様のイメージですが、

土星の北極には実は大きな(地球の直径の二倍以上)六角形の模様が見られます

(不思議なことに南極側にはありません)

対流も水だけではなく太陽の表面に見られるプラズマの対流においても、

動きをなぞっていくとその形は六角形となります

無駄なく効率的で強度も高く~といった理由の解説はちょっと散文的

六角形はつまりは自然の摂理と合致するのでしょう

そのためでしょうか?

見ているだけで心が落ち着いてくる不思議な姿形をしています

美しい六角形

その中で最も美しいのは雪の結晶(スノーフレーク)です

六角形であること、セットされた真珠の白が空から舞い降りる雪のように美しいこと、

アンティークも雪の結晶のように全く同じものがひとつとしてないことから、

こちらの作品をスノーフレークブローチと名付けました

身に着けた写真でお分かりの通り角の向きが縦にあるものよりも横に向いている作品の方が、

より落ち着いていて調和のとれた良き印象を与えてくれます

ありそうでなかなかないオリジナリティーあふれるデザイン

センターで前後左右にゆれてくれるアメジストもとっても素敵

白と紫の組み合わせは何よりも高雅で趣の高いもの

雪のように綺麗で誰より気高く高雅なあなたに

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