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プラスマイナスゼロ [monologue]

人を判断する時に、加点法の人と減点法の人がいるけれど、人の欠点をあげつらう減点法の人より、人の美点を見つけられる加点法の人の方が人生豊かだよね。僕は加点法の一点突破型で、十のうち一つでもいい所があると、他の九つが駄目でもその人に惚れてしまう。一つ駄目なら全て駄目よりいいと思う。

相手に、嫌いなところが1つや2つあってもどうってことはない。好きなところは、10も20もあるンだから。不完全な自分が、人には完全を求めないこと。(小池一夫)

・・・・・・・

久しぶりにtwitterを開くとタイムラインに飛び込んできた小池一夫さんのツイートより

僕の場合は加点と減点の併用

そのうえでプラスマイナスゼロまでなら大丈夫

総合的に判断してマイナスだったら距離を置きます

自分自身は人としてどのように判断されているのでしょう?

不完全極まりない自分ですが良いところが多い人と思っていただけたなら幸いです

人の目や評価を気にしてばかりでは仕方ありませんが、

誰かから良く思われるということは、

自分を評価してくれているその人の幸せに役に立っていることになると思うんです

上手く伝わっているかちょっと自信がないのですが・・・

僕だけでなくきっとみんなそう

そういう人と人の幸せの輪を広げていきたい

記事などでよく見かける [アンティーク]

名前の後ろに(〇〇)と書いて年齢の数字を入れること

あれはいったい何の意味があるのでしょう?

その人がどういう人であるのか

どんな魂(人間性)を持った人であるのか

そのことと年齢の数字は何の関係もないはずなのに必ずといっていいほど入っています

若ければそれだけで価値があるのでしょうか?

数字が大きいからといって“らしく”あらねばならないのでしょうか?

見えない何かに無言で押し付けられ年齢の数字を気にしすぎてしまっては、

まことの花を咲かせることはできません

僕も時分の花だけで終わりたくないです

でもそれには常に磨き続けていかなければなりません

原石からジュエリーになれば余程の事がない限り再研磨の必要のないダイヤモンドに対し

人は磨くことを怠ると曇ってしまうから

まことの花になっても一時で終わらない

常に輝き続ける存在

輝くことと年齢は無関係なことを知るあなたへ

西暦1902年より

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今日、郵便局に行こうと [猫さん動画]

玄関を開けるとまるい大きな黒い物体と遭遇

一瞬何だか分からなかったけれどよくみるとそれは黒猫さん

家に来るかい?とつぶやいてみましたが・・・

黒猫さんは右の前足が上がっていてすっかり逃げの体制

警戒しつつ後退して去っていきましたがいったい何をしに来ていたのでしょう?

今日はずっと晴れていたので“雪宿り”でもなさそうです

探検とか猫さんらしい気まぐれだったのかもしれません

以前にも近くで見たことがあり、

冬でも食べ物に困っている様子はないのでどこかの飼い猫さんだと思われます

もしも子猫だったら・・・家に入ってきてくれたかもしれません

そうしたらきっと運命ですね

猫さんに限らずどんな存在でもいいので、

今年はたくさんの人に運命の出会いが訪れますように



Diamondは [アンティーク]

ダイアモンドという表記もありますが現代の日本ではダイヤモンドと呼び表すのが一般的。ではヨーロッパの主要国ではどうでしょう?それぞれの言語によって発音やアクセントの違いはありますが綴りはどれもほぼ同じでドイツ、フランス、オランダともにdiamant(イタリア、スペイン、ポルトガルでは最後の語尾にeが付きます)。イギリスだけご存知diamondとなり、頭文字diの発音もダイとなりますが他はディとなります。

ここまで同じであるのはどういうことかというと、つまり語源が共通であるということです。もしも古来からヨーロッパの各地でダイヤモンドが産出されていたならば、綴りも発音もそれぞれの違いはもっと多岐に渡っていたことでしょう。でもヨーロッパではダイヤモンドは採れません。全ては外来のものであり、その供給地は長い間インドだけでした。

diamantの語源はラテン語のadamantで更に遡っていくとギリシャ語のadamanteusに行き着き、非常に強固な、壊せない、負けることの無い、断固としたという意味に当たる言葉です。

ダイヤモンドは非常に硬い物質で実際にその通りなのですがここであることに気付きます。それは何でしょう?答えは…美しい光りの輝きや煌めき、透き通るような透明さといった、ダイヤモンドといえば現代なら誰でも思い浮かべるような美しさ。その美しさを表す表現が言葉の意味するものの中に一切無いということです。

これはどういうことかというと古代ギリシャにおいてダイヤモンドは美しい宝石というよりも非常に硬い透明な石という認識だったからです。ダイヤモンドに限らずほとんどの宝石は磨かれてこそ美しい宝石になれるのです。磨くことができなければ原石のまま。紀元前の時代が終わって紀元に入ってからも直ぐに技術が進歩することはなく古代ローマの博物学者プリニウスも著作(博物史)の中でダイヤモンドのことをインドから渡来したもの、多面体で非常に硬いため切断することができないとの記述にとどまっています。

ヨーロッパの人たちが自らの手でダイヤモンドの研磨ができるようになるまで何百年とかかりました。様々なカットが考案され現代では使われていない、アンティークでしかみかけないカットも。なかでも僕が愛するのはオールドマインカット。綺麗だけど画一的で冷たさを感じさせる現代のラウンドブリリアントカットには心が動きません。知ってもらいたい。古いカットであっても美しさに劣ることなど決してないことを。その美しさには優しさがあることを。

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日本ではまずお見かけしない [猫さん動画]

猫さんとカンガルーの組合せ

オーストラリアなら野生のカンガルーも普通にいると思いますので、

現地では珍しいものではないのかもしれませんが何だかとても新鮮です

カンガルーの方は猫さんに興味津々のご様子ですが猫さんは・・・



こちらは仲良く

ちなみにカンガルーはジャンプの時以外は長い尻尾を第5の足として使うそうです

また前進はできても後退はできないとのこと

前進あるのみ

良いですね、僕もかくありたいです







一度だけのプレゼント [monologue]

今よりもっと若かったころ、一度だけ化粧品をプレゼントしたことがあります

長い付き合いの友達が初めての子どもを産んで確かまだ2、3か月くらいだった頃

保育士の仕事をしていて赤ちゃんのお世話は仕事で経験はあったのですが、

自分の子を朝から晩まで一日中みるのとでは全く違くてとにかく大変

初めての育児にてんてこまいになっている話を彼女から聞いた僕は、

ベルギー産のちょっと贅沢なチョコレートを贈りました

忙しい時にもすぐつまめますし一口でほっとできたり幸せな気持ちになれるから

それだけにしておけばよかったのですが・・・

もうひとつ一緒に贈ったものがありました

口紅です

後日彼女から連絡があり品物について気に入ってくれて、

よろこんでもらえてほっとしたのもつかの間

赤ちゃんとのスキンシップの関係で今はメイクはできないから、

口紅はもう少し余裕が出たら使わせてもらうね、とのことでした

長い友達付き合いの中でこんな大失敗は初めてで、

今思えば所帯を持ったことのない若い男の勘違いもいいとこですが、

でもその頃は子育てで大変な時期だからこそ、

綺麗になってもらうことが気分転換になって元気が出るんじゃないかなと考えたんです

それ以後誰かに化粧品そのものは贈ったことのない僕ですが、

今年はジュエリーの他にアンティーク化粧小物も少しずつ手に入れたいと思っています

小物としてドレッサーに置くだけにとどまらない現在でも実用できそうなものをです

ジュエリー以上に自分で使うことのできないものですが、

面倒と思う隙など微塵もなく、お化粧をすることがとにかく楽しい

受継いでいただいた方にそう思っていただけるような小物を手に入れたいです

パッと一目見て [アンティーク]

これが何に使うものなのか分かる方はほとんどいないと思います

ヒントは女性をパッと輝かせるためにつかうもの

もう一つヒント、鏡が入っています

さて何でしょう?

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蓋を開くとそこにあるのは・・・

チーク?

それともファンデーション?

もうお分かりですね

答えはメイク用コンパクトです

こちらは未使用品なので実際に何を入れていたか今となっては謎ですが、

ヒンジ(蝶つがい)の無いタイプなのでおそらくパウダー用かと思われます

日本、1950年代

セルロイド製で非常に軽いです

生命の樹を思わせるようなデザインはプリントではなく、

何と手描きで描かれた非常に凝ったものとなっています

第二次世界大戦も終わりお化粧をする余裕もやっと出てきた時代

より美しく輝くために使うものは中身だけでなく、

外観の装いにも美しいこだわりをもって作られていたのです

現代では女性なら誰でもお化粧をしますが、

かつてお化粧するというのは選ばれた上流階級女性の特権だったのです

化粧品自体がとてつもなく高価で、

個人が気軽に買えるようなものではありませんでした

貴重高価なものを入れておくのですから各種の化粧小物はとびきり豪華

手間、費用、時間、全て無視してたった一人の人のために作られ

エナメルを施したり宝石を散りばめたりとまるでジュエリーを入れる宝石箱のよう

現代では個人のために化粧小物を作るなどありえない、ほとんど夢のようなこと

大量生産されたどこでも買えて誰もが手に入れられる同じものであふれています

メイクは自分を表現するもの

ならばそれを入れるものは世界にひとつしかないものを手にしてほしい

誰でもは持つことのできない

あなただけが持つことのできる

あなただけのものを

大脱出? [猫さん動画]

意志さえあれば全てが叶うという訳ではありませんが、

何かを成すにはあきらめない強い意志が必要ということをあらためて感じさせてくれます

(ちょっと大げさかな?)

猫さんにはハードルが高そうな二重の引き戸ですが諦めるご様子は一切なし

ついには脱出するのですが開け方が面白くて思わずクスッとしてしまいました

笑わそうと思っていないからこその面白さ

笑いをありがとう

きっかけはどんなことでもいいから、明日もまた笑えますように



時に1848年 [アンティーク]

アメリカはカリフォルニアで金が発見されました。世にいう(カリフォルニア)ゴールドラッシュの始まりです。はじめに「アメリカは~」と書きましたが実は発見された1848年当時、カリフォルニアはまだアメリカの領土(州)ではありませんでした。スペイン領→メキシコ領→カリフォルニア共和国(メキシコ-アメリカ戦争中の短期間存続)と経て戦後にメキシコからの割譲を受けて正式な州になったのは1850年に入ってからで、発見された日(1月24日)もまだ戦争は終わっていませんでした(終結は同年2月2日)。もしも当時のメキシコの国力が安定したものでアメリカとの戦争も起こることなく、カリフォルニアも、20世紀初頭に大油田が発見されたテキサスもメキシコ領のままであったならその後の歴史は全く違ったものになっていたことでしょう。

カリフォルニアにおける最初の金の発見は水車の下で偶然見つかった小さな金の粒、そう砂金でした。ゴールドラッシュという言葉からイメージするのは未開の地で山師(鉱山技師)が苦労の末ついに金の大鉱脈を発見!そのニュースが瞬く間に世界中を駆け巡り世界中から大勢の人が一攫千金を求めて押し寄せる!といったものですがカリフォルニアゴールドラッシュの始まりはあくまで偶然で非常に地味なものでした。

第一発見者(サスペンスみたいですがやがて無一文になるであろう彼のその後の人生を思えば正に恐怖のサスペンスです)は鉱山技師でも何でもない、いたって普通の西部開拓者の一人でした。思わぬ発見に彼の雇い主と共に当然秘密にしようとしますが人の口はなかなか塞げないもの。別の人物によってサンフランシスコ(当時の人口は何と1000人にも満たず、町とは呼べないような一開拓地でした)に持ち帰られ、新聞事業者でもあった彼の宣伝によってカリフォルニアでの金の発見が人々に知られるようになったのです。

実は新聞事業者の彼自身は金の採掘に参加しませんでした。その代わりにシャベルやゴールドパン(砂金選鉱用の底の浅いバケツ)といった砂金採取に必要な道具や寝泊まり用のテントなどを買い占めてから自ら金の発見を公表し、採掘者に売ることによって莫大な利益を得たのです。その後も彼は採掘者が必要とするあらゆるものを販売し、新たな採掘者のためにガイドや船の手配をすることによって一代でミリオネアとなったのです。

ゴールドラッシュ期には世界中からのべ30万人もの人が一攫千金を夢見てカリフォルニアを訪れました。最も多かったのがフォーティーナイナーズと呼ばれた1849年の入植者たちで一年間で9万人に達しました。アジアからは清朝時代の中国人が大挙し、現代でも北米最大となるサンフランシスコのチャイナタウンが誕生しました。日本では江戸時代でしたが日本人も一人だけカリフォルニアで金の採掘をしていました。彼の名はジョン・万次郎です。

険しい山や海を超えずともすぐに訪れることのできる、既存の開拓者たちは幸運でした。初期の頃は個人でも簡単に採掘できたので実際に一攫千金を手にすることができました。一月で一年分以上の収入を得ることも可能だったのです。でも簡単に手に入れた利益を永く手元に残すことのできる人は少ないもの。ある程度のところでやめて元の開拓者や船乗りとして暮らせばよいものをなかなかそうはいきません。大金を手にしてギャンブルなどの享楽や事業への投資に失敗して破産する者も出てきます。そしてやがて限度を超えた大量の採掘者のために簡単な道具で採れる金は枯渇し、採掘した金をドルに換えて生活しながらまた金を探すといった自転車操業に陥るものが大勢を占めるようになりました。利益を上げたのは金を採掘する者よりもむしろ採掘者のためのビジネスをする者だったのです。有名なのは丈夫な作業着をとのニーズに応えてジーンズを作ったリーバイストラウス、金の保管、現金への換金、送金業務や護衛で守られた物資の安全な輸送などの業務を独自の駅馬車網で担ったウェルズ・ファーゴ(現存する企業です)。ちなみに創設者であるヘンリー・ウェルズはアメリカンエキスプレスの創業者でもあります。21世紀の現代では僕のお店でももちろんアメリカンエキ
スプレスのクレジットカードがお使いいただけますのでどうぞお気軽にご利用ください。

カリフォルニアゴールドラッシュは誰もが知る、人類史上初の、民族大移動をともなう世界規模のゴールドラッシュでしたが、何故これほどまでに歴史上の大インパクトになったのでしょうか?それは金が現代よりもっとずっとはるかに貴重な存在だったからです。世界中どこを探しても産出量があまりに少ないため高価に過ぎ、裕福な貴族といえどジュエリーもおいそれと新規に作ることは簡単ではなく、既にあったものを溶かして作り直すことも珍しくありませんでした。それが後にオーストラリアやニュージーランドと続いたゴールドラッシュによってわずか10年ほどの間に18世紀の産出量の100倍にまで達し、その最初のきっかけとなったのがカリフォルニアだったからです。

パナマ運河はおろか大陸横断鉄道さえもまだなかった時代(大陸横断鉄道が開通したのは1869年でカリフォルニアでのゴールドラッシュは既に終焉を迎えていました)。アメリカ西部の僻地中の僻地であるカリフォルニアはあまりに遠く、駅馬車が整備されるようになってからもどんなに急いでも東海岸のニューヨークからは片道半月以上の日数がかかりました。陸路では一度に運搬できる量に限りがありますし、こうした問題から個人レベルから大規模な商業レベルに移行し、アメリカ国内の消費にとどまらずヨーロッパへと入ってくるまでには必然的にタイムラグがありました。発見された1848年で直ぐにとはいかなかったのです。

それでもゴールドラッシュのおかげで19世紀の半ばになると臆することなく金をふんだんに、心おきなくジュエリーに使うことができるようになりました。偶然の発見から始まったゴールドラッシュ。もしも見つからなければ、あるいはそもそもカリフォルニアに金が存在していなかったなら今に残るアンティークジュエリーの作品数はもっとずっと数が少なかったことでしょう。

金を使ったジュエリーは現代品でも手に入れることができます。でも、そこには「今」しかありません。本当に手にいれるべきものは今に至るまでの100年を超える「歴史あるもの」です。受継いでいただきたい。選ばれしあなたへ。

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コマーシャルという名の [monologue]

素敵なショートストーリー

ここまで発想の転換ができるというのは素晴らしいこと

地元のローカルCMですが短い時間の中でよくこれだけまとめ上げたものです

他にも同様の言葉遊びシリーズでCMを展開していてYou Tubeにも掲載されています

なかなかよくできていると感心しているのですが、

そう思っている人は少数派なのでしょうか?

ローカル企業のCMとはいえ再生回数がさみしいです

もっとたくさんの人に見て、知ってもらえたら、

いいな、と思ってくれたり賛同したりしてくれる人ももっと現れるはず

良いものでも知ってもらえないと始まらない・・・

他にも例えば猫さん動画でもとても可愛かったり面白かったりするのに、

再生回数を見ると意外なくらい見られていない・・・

インターネットという便利なツールで誰でも表現や発信ができるけど、

知って、気付いてもらえるかどうかは天地の差が出てくるものです

この世界にはまだまだ知らないたくさんの良いこと、

素敵なこと、素晴らしいことであふれているはず

それらをもっと知りたいですし、

表現・発信する側の人間の一人としてもっと知っていただけるようしたいです



初めて目にするものは [猫さん動画]

何でも新鮮で時に不思議な姿に感じるもの

ちょっと恐る恐る

でも初めて見る赤ちゃんに興味津々のご様子がとってもかわいいです

対して赤ちゃんの方は猫さんに全然無関心

お互いこれから仲良くなれますように



成人式といえば [アンティーク]

僕の時代は毎年1月15日でした

もう何年も前の話です

でも実は成人式には出席しなかったので、

どういうものなのか未だによく分かりません

人生の中でも一度きりのことですし、

出席しておけばよかったかなと今はちょっと後悔しています

二十歳の頃・・・

夢ややりたいこと、なりたいこと、したい仕事

目標も目的も具体的なことはもちろんおぼろげにさえありませんでした

あの頃の自分が今の僕を見たなら・・・

きっといろんなことにびっくりしていると思います

“驚愕”と言っていいくらいに・・・

若い頃、夢がなかったせいでしょうか?

今こそ僕は、夢をもっています

夢だけでは生きていけませんが

現実だけでもまた生きていくことはできないのです

人は誰しも生きていくために答えを探し求めている

アンティークジュエリー

僕の心が求めていた答え

一人でも多くの人に伝えたい、気付いてもらいたい

あなたが探していた答えがアンティークジュエリーにあることを

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久々に [monologue]

市内のとある大型書店へと足を運びました

普段本や雑誌を買う時はもっぱらAmazonを利用しており、

実店舗の本屋さんからはすっかり足が遠のいていました

特に目的があった訳でもなく何となくでの入店ですが驚きました

店頭に並べられている圧倒的な本の数にです

“料理”ひとつとってみても大量にある

毎月あふれんばかりの本が次々と生み出されては消えていく

消費されるのはまだ良い方で、

ものによっては読まれることさえなく消えていく

あまりに大量にあふれかえった姿、

次から次へと新しいものが出てくる様子を見てしまうと・・・

ひとつひとつの本には書かれた人がいてそれぞれに思いがあるはずなのに、

不思議なものでどれにもありがたみを感じなくなってしまう

そんな光景を目の当たりにして以前メモしていた記事の一節を思い出しました

ある日、地下鉄で若者がハードカバーの本を網棚にポンと置いて捨てていくのを見た。雑誌でも新聞でもなく、ハードカバーの本までも所有しない時代になった。そうなると、「絶対にこれがほしい」「どうしてもこうなりたい」というものがなくなる。執着心がなくなったぶん、今の日本は弱い。

秋元康氏の言葉です

執着というと一見ネガティブのように聞こえるかもしれませんが、

そのようなことは一切ありません

こうなりたい、こうでありたい

それを叶えるためのひとつとして何かを手に入れたい

どこがいけないことでしょう?

本に限らず様々な分野にものがあり過ぎる世の中において、

本当に価値のあるものとは何でしょう?

それは永い時を超えてこの世界に残り続けてきたもの

今のみに終わらず未来へと受継がれるもの

僕は伝えていきたい

これからも

人の心は [アンティーク]

人の心は移ろいやすきもの

小野小町もうたっています

色見えで 移ろふものは 世の中の
人の心の 花にぞありける

(花が枯れる時は色の変わり様で分かるけど、
世の人の心の移ろいは目に見えては分からないもの)

古今東西、男性女性問わず同じ思いを感じていたのでしょうね

なればこそ心結びあいたいと願うもの

どうかそれが・・・一方通行になりませんように

いつまでも“お互いが”でありますように

その願い、銀のリボンに託して

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笑いのツボ [猫さん動画]

特にお笑い好きというわけではありませんが同じ札幌出身ということもあり、

タカアンドトシのお二人が好きです

会社員時代のある日、韓国に留学経験のある友人に聞いてみたことがあります

タカアンドトシって面白くて好きだけど、

(言葉が分かれば)韓国でも笑ってもらえるのかな?

彼の答えはまず受けないとのことでした

儒教の国だから突っ込みで相方を叩くという行為が良く思われず、

そもそも笑いのツボが違うからなのだそうです

笑うことのできる生きものは人間だけですが、

何でもって笑うかはそれぞれの文化の違いが大きいのでしょうね

言葉や文化の違いを超えて笑わせてくれるものこそが本物

大笑いでも微笑みでもクスっとした笑いでもなんでもいいです

笑いましょう

「幸せだから笑うんじゃない、笑うから幸せになるんだよ」

(「イブラヒムおじさんとコーランの花」より。レンタルでぜひご覧いただきたいです)

可愛く面白い猫さん動画でクスっと(時々大笑いも)なってくださったら幸いです

お正月から笑えたら、きっと笑いあふれる一年となることでしょう



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