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久々に [monologue]

市内のとある大型書店へと足を運びました

普段本や雑誌を買う時はもっぱらAmazonを利用しており、

実店舗の本屋さんからはすっかり足が遠のいていました

特に目的があった訳でもなく何となくでの入店ですが驚きました

店頭に並べられている圧倒的な本の数にです

“料理”ひとつとってみても大量にある

毎月あふれんばかりの本が次々と生み出されては消えていく

消費されるのはまだ良い方で、

ものによっては読まれることさえなく消えていく

あまりに大量にあふれかえった姿、

次から次へと新しいものが出てくる様子を見てしまうと・・・

ひとつひとつの本には書かれた人がいてそれぞれに思いがあるはずなのに、

不思議なものでどれにもありがたみを感じなくなってしまう

そんな光景を目の当たりにして以前メモしていた記事の一節を思い出しました

ある日、地下鉄で若者がハードカバーの本を網棚にポンと置いて捨てていくのを見た。雑誌でも新聞でもなく、ハードカバーの本までも所有しない時代になった。そうなると、「絶対にこれがほしい」「どうしてもこうなりたい」というものがなくなる。執着心がなくなったぶん、今の日本は弱い。

秋元康氏の言葉です

執着というと一見ネガティブのように聞こえるかもしれませんが、

そのようなことは一切ありません

こうなりたい、こうでありたい

それを叶えるためのひとつとして何かを手に入れたい

どこがいけないことでしょう?

本に限らず様々な分野にものがあり過ぎる世の中において、

本当に価値のあるものとは何でしょう?

それは永い時を超えてこの世界に残り続けてきたもの

今のみに終わらず未来へと受継がれるもの

僕は伝えていきたい

これからも

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