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何百年か経てば [monologue]

テラフォーミング(居住可能になるよう惑星の環境を人為的に改造すること)された火星や金星で人類が暮らしていると思う。今日のAFPの記事にあったけどまだ状況証拠だけど液体の水が存在していて、今でもそれが地表を流れることがあるというのだから火星には特に期待できる。SFではない、現実に可能な世界の話として。

でもそれはまだまだ遠い未来の話で、現代の人類は地球以外で生きていくことはできない。それなのに何故人類自らがこの星に住めなくなるようなまねをしてしまうのだろう?石油で汚染された地域を再生するのに30年かかると書いてある。でもそれが本当に実現できるのかかなり疑問だ。

今は稼働していないけどかつて北海道には油田があった。僕はその油田の跡地を実際に見たことがあるのだけどかなり酷い光景だった。何とも言えない油のにおいと時折ブクブクと音を立ててわき出る黒い水たまりがところどころに点在している。底なし沼みたいでとても不気味。そして当然だけど火器厳禁。

正直昔は環境問題に関心が無かった。今だってできる限り節電するといったくらいの小さな行動しかしていないけれど、自分にもできることがあるのならちゃんと行動したい。綺麗事じゃなく、自分が生きてる間さえもてばそれでいいとはとても思えない。自分たちがやったことに責任を取らずに未来の人にツケを回すのはもういい加減に止めよう。地球に住めなくなる日が来るかもしれないなんて考えたこともなかったけど、このまま環境破壊が本当にそうなるだろう。それもそう遠くない未来に。


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